マックス、誘引結束機「テープナー」の専用消耗品として土中にて分解する環境に配慮した「紙テープ」を発売

マックス、誘引結束機「テープナー」の専用消耗品として土中にて分解する環境に配慮した「紙テープ」を発売

発表日:2023年02月06日
土中で分解する環境に配慮した紙製テープ
誘引結束機「テープナー」用 『紙テープ』新発売

マックス株式会社(証券コード:6454)は、支柱や番線に茎やつるを固定するためのテープをホッチキスどめする誘引結束機「テープナー」の専用消耗品として、土中にて約3ヵ月で分解する環境に配慮した『紙テープ』を2月13日に発売します。

全国のJA、種苗店、園芸店、資材店などを通じて販売します。希望小売価格は、1箱10巻入りで1,400円(税込 1,540円)です。

テープナーは、トマト・きゅうり・なすといった果菜類の誘引、ブドウ・キウイフルーツをはじめとする果樹の棚誘引、ワイン用ブドウの垣根誘引などの結束作業に使用されています。

【開発の背景】

テープナーは、1969年に当社が世界で初めて製品化(※)し、従来の藁や紐による手縛りの誘引作業に代わり、大幅な省力化と快適な操作性を実現しました。

近年では国内だけでなくイタリア・ドイツをはじめとした欧州を中心に、海外でも広く使用されています。

これまで使用後のテープは、自然に分解されないため、枝や茎などの残渣とともに焼却処分されていましたが、近年、農地の住宅化等の要因から、焼却が規制される地域も増えています。その場合は、地面に埋める・すき込む、もしくは使用後のテープを拾い集めることとなりますが、生産者の環境に対する意識の高まりから、埋める・すき込むことへの抵抗感が高まっており、また、拾い集める場合は手間となっているのが現状です。

このたび開発した『紙テープ』は、このような環境やSDGsへの意識の高まりに応え、環境に配慮した紙素材を使用しています。土に埋めると約3ヵ月で分解し、地面から拾い集める手間も省けます。また、特殊な紙素材をしており保持力や耐水性も備えているため、雨や紫外線に曝される露地栽培でも使用可能です。

当社では、今後も環境配慮素材の採用に積極的に取り組み、SDGsの達成に貢献します。

※…当社調べ

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