東京農大、学生が企画した農大つなぎ「アグリデニム」を販売開始

東京農大、学生が企画した農大つなぎ「アグリデニム」を販売開始

発表日:2023年01月17日
東京農業大学農学部の学生が企画した新しい農大つなぎ 「アグリデニム」の販売開始について
東京農業大学農学部(所在地:神奈川県厚木市)の学生が、新しい農大つなぎをつくりました。オールシーズンの農業実習に対応できるだけでなく、普段使いもできる新しい野良着をつくりたい。その思いをデザインに反映し、さらに適正価格で供給できるメーカーを探して交渉、学生アンケートによってニーズを探りながら、販売網を確立するまで、すべてを自分たちで主体的に実施し、このほど完成しました。「アグリデニム」と名付けて、来年度販売を開始します。東京農業大学農学部(所在地:神奈川県厚木市)の学生が、新しい農大つなぎをつくりました。オールシーズンの農業実習に対応できるだけでなく、普段使いもできる新しい野良着をつくりたい。その思いをデザインに反映し、さらに適正価格で供給できるメーカーを探して交渉、学生アンケートによってニーズを探りながら、販売網を確立するまで、すべてを自分たちで主体的に実施し、このほど完成しました。「アグリデニム」と名付けて、来年度販売を開始します。
東京農業大学(学長:江口文陽)は、農林水産省が2013年から展開している「農業女子プロジェクト」における未来の農業女子を育成する「チーム”はぐくみ”」に参加しています。その取り組みのひとつに野良着の機能性を活かしたタウンユースウェアの展開があります。その活動にヒントを得た同大学農学部の学生(動物科学科4年上村悠夏:当時)が、古くから農業実習で使われてきた「農大つなぎ」を、その機能性を活かしながら、普段使いもできる新しいつなぎにできないかと考えました。使いやすくおしゃれなつなぎを着れば、農業実習がもっと楽しみになり、またみんなが大学で農に触れた時間が良い思い出になるんじゃないか、そんな小さな思いが始まりでした。
周りの友達に話すとみんな共感してくれ、一緒にデザインを考えるようになりました。次は飛び込み営業です。どうしても譲れなかったのが、学生でも購入できる価格帯にすること。そうして出会ったのが1956年の創業以来つなぎづくりに情熱と魂を注ぎ続けてきたエスケー・プロダクト株式会社でした。学生たちの思いを真摯に受け止めて、プロの視点から機能をひとつひとつチェックし、学生も折り合いをつけながら、デニムの生地を使った新しいつなぎの試作品ができました。さらに、ニーズをつかむために在校生に向けたアンケートを実施しました。最後の課題は販売をどうするか。長年農大つなぎを扱ってきた東京農業大学生活協同組合と折衝を重ね、こちらも学生たちの思いをしっかり受け止めてくれて、注文、発注、仕入から販売までを引き受けていただきました。これで、すべてのピースが整いました。
つなぎの機能性で重視したのは以下の点です。
 ・生地としてストレッチ性、速乾性のあるデニム素材を採用
 ・袖は脱着仕様で夏季は半袖、袖口は腕まくりがスムーズにできるギャザー仕様
 ・ヒップオープンファスナー付きでトイレ問題を解決
 ・スマホの収納に便利なファスナー付きポケット
 ・フード不要時はロールダウン可能
また、東京農業大学のロゴは袖に縫い付け仕様としましたので、ロゴなしバージョンでの商品展開も可能です。たかがつなぎですが、ウェアとして身に着けることで、農業に想いを持つ人を増やして、農業を盛り上げたい!そんな気持ちが彼女たちの原動力です。こんな東京農業大学農学部の学生の想いに賛同いただける方、ぜひとも採用いただき、本製品があらゆる場面で使われることを願っています。
最初の小さな思い付きから2年。このほど完成にこぎつけました。生地素材から名前を「アグリデニム」として、2023年4月から販売を開始します。
【「アグリデニム」の概要】
●企画デザイン : 東京農業大学農学部学生
●メーカー : エスケー・プロダクト株式会社
●販売 : 東京農業大学生活協同組合
●価格 : 税込8,800円(予定)
●サイズ : XS、S、M、L、XL
●販売開始 : 2023年4月予定

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