ヤマハ、ソフトウェア「VOCALOID6 Voicebank 符色」を発売

ヤマハ、ソフトウェア「VOCALOID6 Voicebank 符色」を発売

発表日:2023年05月09日
音楽コラボアプリ「nana」で開催したボーカルオーディションのグランプリ受賞者のボイスバンク
ヤマハソフトウェア『VOCALOID(TM)6 Voicebank 符色』を発売
-5月9日よりボーカロイド公式ショップにてダウンロード販売を開始-

ヤマハ株式会社(以下、当社)は、「VOCALOID6」専用のボイスバンク『符色』を本日5月9日(火)より、ボーカロイド公式ショップ( https://www.vocaloid.com/)にてダウンロード販売します。

■価格と発売日

・品名 : Voicebank 符色
・価格(税込) : 11,000円
・発売日 : 5月9日(火)

■製品の概要

「VOCALOID」は、当社が2003年に開発した、歌詞とメロディー(楽譜情報)を入力するだけで楽曲のボーカルパートを制作できる歌声合成技術およびその応用ソフトウェアです。実際の人間の声をもとに生成された歌声のデータ「ボイスバンク」を切り替えることで、さまざまな声で歌わせることができます。2022年10月には、AI技術を用いた新合成エンジン「VOCALOID:AI」を搭載した「VOCALOID6」を発表し、よりナチュラルで表現力豊かな歌声を合成できるようになりました。現在、「VOCALOID」を用いて制作された楽曲は「ボカロ曲」と呼ばれ、新世代の音楽として全世界のリスナーから支持され、高い人気を誇っています。

このたび発売するボイスバンク『符色』は、当社が株式会社 nana music の運営する音楽コラボアプリ「nana」において2022年2月に実施したボーカルオーディション「歌って応募!ボカロになれるオーディション」で、グランプリに輝いた「philo(*)」の声をベースに制作したVOCALOID6専用のボイスバンクです。その歌声は、philoの特長であるハイトーンと力強いボイス、ダイナミックに変化する声色を再現しており、ロックからポップスまで幅広いジャンルの音楽を歌いこなします。「VOCALOID6」から搭載された、クリエイター自身の歌唱データをもとに歌い方や歌詞を再現する「VOCALO CHANGER(ボカロチェンジャー)」機能や、日本語・英語・中国語を織り交ぜた流暢な歌唱を可能とするマルチリンガル機能にも対応しており、多彩な音楽表現を追求できます。また本製品のキャラクターデザインは、歌手Adoのイラストなどを手掛けるイラストレーター「ORIHARA」、ロゴデザインは映像クリエイター「iga kitty」によるものです。

*本オーディションのグランプリに輝いた「瀧 田子太」は「philo」のサブアカウント名です。

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