発表日:2023年05月16日
心理カウンセラーで元陸上自衛隊初の心理幹部・下園壮太が、現代病ともいえる「気にしすぎ」を徹底分析!『「気にしすぎて疲れる」がなくなる本』5月16日発売!
小さなことが気になってしかたない、心配ごとや不安で頭がいっぱい、他人の行動や言動が気にかかる……。その原因は「疲労」にありました!
清流出版株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:松原 淑子)は、『「気にしすぎて疲れる」がなくなる本』(下園壮太 著)を 2023年5月16日に発売いたします。
筆者は陸上自衛隊初の心理幹部として多数のカウンセリングを経験。退官後は講演や研修を通して疲れやすい現代人の心に密着し、さまざまな悩みに応えています。本書では、長年のカウンセラー経験を活かし、人が不安になってしまう心のメカニズムを詳細に丁寧に解説。「気にしすぎる」ことで苦しみの悪循環に陥っている人にやさしく寄り添う1冊となっています。
URL:https://www.seiryupub.co.jp/books/2023/03/post-200.html
「気にしすぎ」がやめられない人へ!
・本書は、どうしても小さなことを「気にしすぎ」てしまうことについて悩んでいる人に向けて書いた本です。(中略)気にしすぎは、大変ですよね。本書で提示した考え方や方法によって、あなたの日常が少しでも穏やかになれば幸いです。(「はじめに」より)
コロナ禍を経て、「気にしすぎ」な人が増えているといわれています。何故、いまそんな状況になっているのでしょうか。
カウンセラーとして多数の悩める人をサポートしてきた筆者は、人が気にしてしまう、不安になってしまうメカニズムについて解説、「気にしすぎは異常ではない」と語ります。異常ではないという、その意味はなんでしょうか。
本書では、人間の感情としての「不安」の状態と「疲労」の関係を理解し、感情へのアプローチを学ぶことで、「気にしすぎ」に対する的確な具体的対処法を理解できる構成になっています。さらに身近な人が気にし過ぎで困っているという人へのヒントも紹介。
「気にしすぎ」がやめられない人への、疲れやすい現代社会をラクに生きる心の教本です。
目次(抜粋)
第1章 「気にしすぎ」はどういう状態か
「気になる」が増える現代社会/コロナ禍で人間関係が希薄になって不安が増大した/不安は未来のリスクを予防する機能/「不安」は悪いシミュレーションをする/「気にしすぎ」は理性と原始人の戦い/「気にしすぎ」はなぜつらいのか、一番は疲労/過剰な気にしすぎに対処する
第2章 疲労は理性と感情に影響する
理性と感情の2つのコンピュータ/感情の仮想現実、3つの特徴/不安は行動をすくませる/理性で抑え込めるのは小さな不安だけ/蓄積疲労の3段階/蓄積疲労の1倍モードは理性が8割、3倍モードは感情が8割
第3章 「気にしすぎ」な自分をケアする(感ケア5)
「気にしすぎ」な人とそうでない人の違い/感情ケアの5つのアプローチ(感ケア5)/感ケア① 刺激の連続性/感ケア② 体調・蓄積疲労/感ケア③ 防衛記憶/感ケア④ 自信/感ケア⑤ 個人の対処法
第4章 「気にしすぎ」段階別対処法
自分の状態によって対処法は変わる/段階ごとの休み方/休みの日の過ごし方/3倍モードのときの休み方/多視点で物事を見ることは「気にしすぎ」悪化の予防になる/不安分析図/「漠然とした不安」の正体を知る/避けてきた不安に「触れる」というスキル/「書き込みフォーカシング」で不安を整理する/「こころの会議」
第5章 「気にしすぎ」な人への対処法
「気にしすぎ」な人への対処法/適正な声掛けをする/適正な期待をもつ練習/トラブルは起こるもの/人は思ったほど自分を制御できていない/日本人の「人」に対する期待値は高すぎる傾向/気にしすぎとは長く付き合い、友達になる
【著者略歴】下園壮太(しもぞの・そうた)
1959年、鹿児島県生まれ。NPO法人メンタルレスキュー協会理事長。元・陸上自衛隊衛生学校心理教官。1982年、防衛大学校を卒業後、陸上自衛隊入隊。筑波大学で心理学を学び、1999年に陸上自衛隊初の心理幹部として、多くの自衛隊員のメンタルヘルス教育、リーダーシップ育成、カウンセリングを手がける。2015年に退官し、講演や研修を通して、独自のカウンセリング技術の普及に努める。物事ストレスに対応するMR(メンタル・レスキュー)インストラクターでもある。主な著書に『自衛隊メンタル教官が教える 心の疲れをとる技術』『自衛隊メンタル教官が教える イライラ・怒りをとる技術』(以上、朝日新書)など多数。
【書籍概要】
書名:「気にしすぎて疲れる」がなくなる本
著者:下園壮太
出版年月日:2023/5/16
判型・ページ数:四六判・208頁
定価:1650円(税込)
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