アキレス、「パンチングフレキシブルフィルム」と「ショーケース保冷用フィルム」を同時発売
発表日:2023年06月16日
店舗の節電対策に、冷蔵ショーケースの保冷用途に特化したフィルム
『パンチングフレキシブルフィルム』
すぐ使用できる『ショーケース保冷用フィルム』を同時発売
アキレス株式会社(本社:東京都新宿区、社長:日景一郎)は、業務用冷蔵ショーケースの保冷用途に特化した透明軟質PVCフィルム『パンチングフレキシブルフィルム』と、店内ですぐ使用できるように加工した『ショーケース保冷用フィルム』を、2023年6月下旬より全国で発売します。
スーパーやコンビニエンスストア、量販店では弁当・総菜など食品の陳列に、前面にドアのない冷蔵ショーケースが多く使用されています。東日本大震災後、計画停電が行われる中で節電や商品の温度管理のため、冷蔵ショーケースの前面にシートを掛けて冷気漏れを抑える店舗が少なくありませんでした。電力が逼迫(ひっぱく)する事態はその後もたびたび発生し、2023年の夏も電力不足が懸念されています。節電や省エネルギー、さらに地球環境保全への取り組みとして、店舗における保冷シートのニーズは高まっていくと考えられます。一方で保冷シートは、店舗にとっては設置や結露対策など管理の手間を要し、店舗の利用者にとっては商品が見えにくいなどの課題もありました。
『パンチングフレキシブルフィルム』は、業務用冷蔵ショーケースの保冷シート向けに特化した透明軟質PVCフィルムです。テントやボートの窓にも使用される透明度の高いフィルムをベースに用いているため、冷蔵ショーケース内の商品の視認性を確保。適度な厚みと硬度を持たせて保冷性、軽量性を追求し、ガイドレーンに沿って暖簾状にカットでき、商品の取り出しやすさにも配慮しました。さらに結露対策として、フィルムに穴あけ加工を施しています。保冷効果と設置・管理のしやすさ、商品の視認性をバランス良く高めた新製品です。設置するスペースに合わせてサイズ調整がしやすいロールタイプで、急なご要望や中小規模の店舗など小口のご注文にも速やかに対応するため常備在庫品とし、巻き数も少なくしました。穴あけ加工した透明軟質PVCフィルムをロールで販売するのは業界初(※1)となります。
※1 当社調べ。(2023年5月時点)
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