青春出版社、『これならわかる「カラマーゾフの兄弟」』(佐藤 優/著)を発売
発表日:2023年08月02日
ロシア文学の最高傑作に隠された“大いなる謎”とは――佐藤優の白熱講義を実況中継!『これならわかる「カラマーゾフの兄弟」』発売
ウクライナ侵攻におけるロシアとロシア人の内在的論理とは? 今だからこそ『カラマーゾフの兄弟』を読むべき二つの理由
青春出版社(東京都・新宿区)は『これならわかる「カラマーゾフの兄弟」』(佐藤 優/著)を8月2日に発売いたしました。
世界文学史上の傑作として読み継がれている『カラマーゾフの兄弟』。未完であるこの作品で、著者のドストエフスキーは何を伝えたかったのか?
作中ではいくつもの視点が絡み合い、登場人物も多いため、いくつもの解釈が可能です。また、本当に深く理解するには、キリスト教文化やロシアについての基礎知識が必要になります。
本書ではキリスト教者でロシアにも精通している佐藤優氏が、難関と言われる「大審問官」、「ロシアの修道僧」を中心に解説。白熱の講義録を一冊にまとめました。
読むのをためらっていた人、読んだものの理解が不十分だと感じていた人に、その魅力を余すところなく伝える一冊です。
この小説に新たな光を当てることで、「閉ざされた世界」に戻ってしまったロシア人の価値観や心情を知ることができる。 ――著者より
・本書の目次
・著者プロフィール
佐藤 優(さとう まさる)
1960年東京都生まれ。作家、元外務省主任分析官。1985年同志社大学大学院神学研究科修了。外務省に入省、在ロシア連邦日本国大使館に勤務。その後、本省国際情報局分析第一課で、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で逮捕され、2009年最高裁で有罪が確定、外務省を失職。2005年に発表した『国家の罠』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。『自壊する帝国』(新潮社、2006年)で新潮ドキュメント賞、大宅壮一ノンフィクション賞受賞。『獄中記』(岩波書店)、『私のマルクス』(文藝春秋)、『人に強くなる極意』(青春出版社)など著書多数。
・書籍情報
『これならわかる「カラマーゾフの兄弟」』
著者:佐藤 優
発売日:2023年8月2日
定価:1,650円(税込)
ISBN:978-4-413-04675-6
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