タカラバイオ、検便検査用の腸管系病原細菌検出PCRキットを発売

タカラバイオ、検便検査用の腸管系病原細菌検出PCRキットを発売

発表日:2024年05月30日
検便検査用の腸管系病原細菌検出PCRキットを発売
=検体を反応液に添加するだけで検査可能となり、操作性が向上=

タカラバイオ株式会社は、操作性を大幅に向上させた検便検査用PCRキット「TaKaRa 腸管系病原細菌(注1)遺伝子検出キット(4波長)1液タイプ」(以下、「本製品」)を、本年6月3日より発売します。

厚生労働省「大量調理施設衛生管理マニュアル」(注2)では、調理従事者等を対象とし、主な食中毒原因菌である腸管出血性大腸菌、サルモネラ属菌、赤痢菌などの検便検査を求めています。検便検査では、培養検査の前にリアルタイムPCRによるスクリーニング検査(注3)が普及しており、多検体を迅速に処理するために一層の効率化が求められています。

今回発売する本製品は、反応液が調製済みの1液タイプで、検体液を添加するだけでPCR検査に使えます。反応液の事前の調製が不要なため、より迅速・簡便に検査が行えます。

当社は、細菌やウイルスのPCR検査キットを基礎研究、産業分野向けに多く販売しています。今後もPCR検査の迅速・効率化に役立つ技術、製品の開発を進め、食品衛生などの産業分野におけるPCR技術の利用を拡大し、人々の健康に貢献します。

【製品概要】 ※本製品は研究用試薬です

・製品名 : TaKaRa腸管系病原細菌遺伝子検出qPCR試薬(4波長) 1液タイプ
・製品コード : RC151A
・容量 : 200回
・希望小売価格(税別) : 150,000円

タカラバイオ、検便検査用の腸管系病原細菌検出PCRキットを発売

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る