東陽テクニカ、「Spirent TestCenter」の新たなテストソリューションを販売開始

東陽テクニカ、「Spirent TestCenter」の新たなテストソリューションを販売開始

発表日:2024年06月12日
「Spirent TestCenter 400G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」6月12日販売開始
既存のテスト環境でロスレスイーサネットの高精度な試験が可能に

株式会社東陽テクニカ(本社 : 東京都中央区、代表取締役社長 : 高野 俊也(こうの としや)、以下 東陽テクニカ)は、Spirent Communications Inc.(本社 : 米国カリフォルニア州サンノゼ、以下Spirent社)製次世代ネットワークパフォーマンステスター「Spirent TestCenter」の新たなテストソリューションとして、「Spirent TestCenter 400G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」を2024年6月12日(水)に販売開始いたします。

本ソリューションは、AI(人工知能)/ML(機械学習)向けデータセンターネットワークのテストに適したロスレスイーサネット専用テストソリューションで、AI環境向けの高密度400G GPUワークロードや CCL(Collective Communications Library)を忠実にエミュレーションします。GPUサーバーの導入が不要で、既存のテスト環境でAI/MLネットワークインフラの高精度な試験が可能です。

【概要】

近年、AI/MLやエッジコンピューティング、ハイパフォーマンスコンピューティングシステムの市場は爆発的に伸びており、その計算処理を担うデータセンターの敷設コスト、運用コスト、消費電力も急増しています。その計算能力を最大限まで引き出すため、データセンター内外のネットワークにおいては、AI/ML計算時間の著しい低下要因となるパケット欠落が一切ないイーサネットワーク(ロスレスイーサネット)が求められています。これは、従来のインターネットの概念—ある程度のパケット欠落を許容しそれを再送処理で補う—と異なり、業界の課題となっています。「Spirent TestCenter 400G AI/MLネットワークインフラ・テストソリューション」は、AI/MLネットワークインフラ構築に向けたロスレスイーサネット専用のテストソリューションで、AI独自のテストニーズと複雑さに対応します。リアルなAIワークロードをエミュレーションし、AIデータセンターネットワークへの影響をテストして、イーサネットファブリックのパフォーマンステストが可能です。Spirent社の現行最新ラインアップである「TestCenter A1 400Gアプライアンス」上で実行され、RoCE(RDMA over Converged Ethernet)v2をトランスポートとして使用し、AI環境向けの高密度400G GPUワークロードをエミュレーションします。GPUサーバーの導入が不要なため、膨大なコストや消費電力を抑えて既存のテスト環境でイーサネットファブリックのテストが可能です。操作性の高いプラットフォームで、再現性のある試験が簡単に実施でき、AI独自のテストの複雑さを軽減します。また、AI独自のテストとルーティング/スイッチングテストを同時に実施することも可能です。

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