発表日:2021年09月22日
産業およびIoTアプリケーションに向けRAファミリ拡充し、RA4シリーズとして初めてエントリ品「RA4E1グループ」を発売
~最大動作周波数100MHz のArm Cortex-M33コアを搭載し、機能と動作時の消費電力を最適化~
ルネサス エレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO: 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、Arm(R)コア搭載の32ビットマイコンRAファミリを拡充し、RA4シリーズとして初めてのエントリ製品となる「RA4E1グループ」を発売、量産を開始しました。RA4E1は、Arm Cortex(R)-M33コアを搭載し、最大動作周波数100MHz動作時で60μA/MHz、CoreMarkプログラム実行時では81μA/MHzという低消費電力を実現しました。また、幅広い産業およびIoTアプリケーションのニーズに応えて、エントリ製品として周辺機能や通信インタフェースの最適化を図りました。これにより、RA4E1は低消費電力が要求される、コスト重視の製品に最適です。同じくArm Cortex-M33コアを搭載する上位のRA4M3( https://www.renesas.com/products/microcontrollers-microprocessors/ra-cortex-m-mcus/ra4m3-100mhz-arm-cortex-m33-trustzone-high-integration-rich-connectivity)などへのマイグレーションも容易なため、ユーザ製品のスケーラブルな展開にも応えます。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。