発表日:2023年01月06日
近畿大学の養殖技術で生まれたハイブリッド種「ブリヒラ」にニチレイフーズのアセロラ餌の技術を用いた「アセロラブリヒラ」を開発
1月11日(水)よりベイシア全店舗で限定販売
近畿大学(大阪府東大阪市)と、アセロラ事業を手掛ける大手食品メーカーの株式会社ニチレイフーズ(東京都中央区)が共同開発した「アセロラブリヒラ」を、北関東を中心に食品スーパー136店舗を展開している株式会社ベイシア(群馬県前橋市)の全店舗(※)で、令和5年(2023年)1月11日(水)から販売します。販売はベイシア限定となります。「アセロラブリヒラ」は近畿大学が開発したブリとヒラマサのハイブリット種である「ブリヒラ」に、アセロラの抗酸化機能による品質保持効果を期待して、一定期間アセロラの搾りかすを含有した餌を与えた養殖魚です。最先端の養殖技術と飼料の技術でさらなるおいしさと美しさを追求して開発しました。
※ベイシアマートを除く
○本件のポイント
近畿大学とニチレイグループが開発した「アセロラブリヒラ」をスーパー・ベイシア全店舗で販売
強い抗酸化作用があるアセロラで「持続する鮮やかな赤身」と「爽やかな味わい」を実現商品の劣化を遅らせる技術で食品のロスを減らし、持続可能な養殖業の推進を目指す
○近畿大学水産研究所が開発したハイブリッド養殖魚「ブリヒラ」
「ブリヒラ」は、近畿大学水産研究所が異なる魚の性質を受け継ぐ交雑魚の研究を行うなかで開発された、ブリ(雌)とヒラマサ(雄)の交配による近畿大学独自の魚種です。冬が旬のブリは、脂のりのよさと強い旨味が特徴ですが、身が柔らかく、夏場は血合いが変色しやすくなります。一方、ヒラマサはコリコリとした食感が楽しめ、変色しにくい特徴があるものの、脂身が少なく淡白な味わいで、食べられる時期も夏に限定されます。ブリヒラは、この2つの魚種から”いいとこどり”をして、ブリの”うまみ”にヒラマサの”歯ごたえと美しさ”を兼ね備えた大変おいしい魚で、完全養殖のため一年中提供が可能です。
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