LIXIL、全館空調システム「エコエア Fine」を発売

LIXIL、全館空調システム「エコエア Fine」を発売

発表日:2023年05月25日
夏も冬も、24時間・365日、家全体を快適な室温、きれいな空気に保つ 全館空調システム「エコエア Fine」新発売
LIXIL独自技術により、高性能住宅向けに業界最小クラス(※1)の低容量・低風量モデルを実現

株式会社LIXIL(以下LIXIL)は、夏も冬も、24時間・365日、家全体を快適な室温、きれいな空気に保つ全館空調システム「エコエア Fine」を、2023年6月1日より全国(北海道、沖縄、離島除く)で新発売します。

LIXILは、脱炭素社会の実現に向けて、さまざまな製品・サービスを通じて、新築・既存住宅の高性能化を推進しています。当社は、お客さまの健康で快適、省エネな暮らしの実現に向けて、全館空調市場に参入し、さらなる住宅の高性能化を目指していきます。

この度開発した全館空調システム「エコエア Fine」は、断熱等級6(HEAT20 G2レベル)以上の高性能住宅を対象とした業界最小クラスの低容量(kw)・低風量(m3/h)モデルを実現しています。これにより、夏も冬も、24時間・365日、家全体を快適な室温、きれいな空気に保つことができます。

新商品の開発にあたり、温かい空気は天井に溜まり、冷たい空気は床に溜まるといった空気の特性を考慮し、夏と冬で空気を取り込む場所を切り替えるLIXIL独自技術「循環切替システム」(特許出願中)を開発しました。さらに、邸別で冷暖房負荷がオーバーしている空間に対して適切な開口部の対策をご提案する「空調負荷診断」(特許出願中)を用いることで、部屋間の温度差が少なく、1年中快適な住宅の設計が可能となります。

一般的なルームエアコンをお使いいただいている住宅では、冷暖房機器のある空間とない空間で、温度差が出てしまいますが、全館空調システム「エコエア Fine」では、居室以外の廊下や洗面所にも吹き出し口を設けることで、部屋間の温度差が少なく快適にお過ごしいただけます。また、ルームエアコンと比較しても、冷暖房期24時間フル稼働の「エコエア Fine」の方が、年間冷暖房費を抑える(※2)ことができます。

さらに、一か所でフィルター交換などできるようメンテナンス性にも配慮しているほか、LIXILオーナーズクラブの長期保証サービスにご加入いただくことで、約6万円で安心の10年無償修理保証がつけられます。

LIXILはこれからも高性能住宅を通じて、誰もが願う豊かで快適な暮らしの実現に貢献します。

※1 2023年5月時点。自社調べ。全館空調業界において。
※2 熱負荷計算プログラム「AE-Sim/Heat」によるエアコン(1)、エコエア Fine(2)の試算比較。試算モデル:SW規格住宅モデル(住宅床面積 114.28m2)。断熱仕様:(1)H28年省エネ基準水準、(2)HEAT20 G2水準。冷暖房:(1)部分間欠運転(居室のみ在室時間に冷暖房運転)、(2)24時間全館冷暖房運転(省エネモードによる制御運転)。試算地域:6地域(東京)。電力単価:31円/kWh(公益社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会の定めた「電力料金の目安単価」)

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