エプソン販売、美術館展示のDX化による「体験型展覧会」を夏休み期間にエプサイトギャラリーにて開催
発表日:2023年06月26日
美術館展示のDX化による”体験型展覧会”を、夏休み期間にエプサイトギャラリーにて開催- 長野県の上田市立美術館所蔵作品のデジタル・アーカイブ化と、新たな活用方法を紹介 –
エプソン販売株式会社は、エプソンスクエア丸の内エプサイトギャラリー(東京都千代田区)にて、美術館所蔵作品をデジタル・アーカイブ化し、作品の持つ魅力や制作技法の体験を通じて楽しく学べる展覧会『なつやすみはアートであそぼう!〜出張美術館・深掘り!?美楽(びがく)展〜』を、2023年7月26日から9月1日まで開催します。
【展覧会開催の背景】
2023年4月1日から、約70年ぶりとなる博物館法の改正が施行され、博物館・美術館の事業として所蔵資料のデジタル・アーカイブ化が追加されました。新たな時代に即したこのような流れは、従来型の静的展示からの脱却を試みる好機とも捉えられています。一方で、実際にデジタル・アーカイブ化を実施している登録博物館は24.4%(注)に留まっているのが現状です。
エプソンは、これまで数多くの美術作品のデジタル・アーカイブ化に携わり、原画をより忠実に複製するノウハウを蓄積してきました。高精細なプリント技術に加え、実績のあるプロジェクション技術など最新のデジタル技術を活用し、貴重な美術作品の新たな楽しみ方を提案し、鑑賞者の理解度向上に貢献することができます。
今回の展覧会では、上田市立美術館にご協力いただき、同美術館とエプソンアヴァシス株式会社(以下エプソンアヴァシス)の連携により2022年に開催した「深掘り!?美楽(びがく)」展をベースとし、所蔵作品の複製画を展観するとともに、デジタル化した作品をエプソンアヴァシスが開発した鑑賞補助アプリによって深く掘り下げ、制作過程を追体験するような体験型作品鑑賞環境を紹介します。
デジタル・アーカイブ化から生まれる美術鑑賞の新しい形の一端を、ぜひ体験いただきたいと思います。
(注)令和2年度「博物館ネットワークによる未来へのレガシー継承・発信事業」における「博物館の機能強化に関する調査」(みずほ総合研究所株式会社 文化庁委託調査・2021年3月)
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