オイシックス・ラ・大地、規格外のわかめをアップサイクルした玄米スナック2種などを発売
発表日:2023年07月06日
【Upcycle by Oisixは2周年】未活用だった「穴あき」わかめをアップサイクル
年間100トンにもなる廃棄原料を使用 香ばしい玄米スナック2種を販売開始(7/20〜)
8月には規格外のコンポートをアップサイクルした夏限定のパウンドケーキも発売
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社 : 東京都品川区、代表取締役社長 : 高島 宏平)は、アップサイクル商品(※)を開発・販売するフードロス解決型ブランド「Upcycle by Oisix」の新商品として未活用だった規格外のわかめをアップサイクルした「ここもおいしく国産穴あきわかめの玄米スナック(甘しょうゆ)」、「ここもおいしく 国産穴あきわかめの玄米スナック(コンソメ)」を2023年7月20日(木)より販売開始します。
また、季節の果物を使用したアップサイクルパウンドケーキ第二弾として、コンポートを作る際の規格外原料を使った「ここもおいしく ふぞろいオレンジコンポートと紅茶のパウンドケーキ」を2023年8月3日(木)より販売開始します。
・URL:https://www.oisix.com/sc/wakame(2023年7月20日10時よりご覧いただけます)
※アップサイクル商品:これまで捨てられていたものに付加価値をつけ、アップグレードした商品のこと。
■年々廃棄量が増えている三陸わかめ 見た目が原因でフードロスになっているのが現状
国産の85%を占めている宮城県石巻市・十三浜産のわかめは、北上川から流れ込むミネラル豊富な水と、親潮と黒潮が回流する漁場の荒々しい波に育てられ、肉厚でプリッとした食感、シャキッとした噛みごたえで知られています。
近年、茎わかめに近い部分に小さな穴があいたり、ボコボコと水ぶくれのように膨れてしまうわかめの比率が増えています。そういったわかめは見た目のイメージが悪いとして正規流通ができず、収穫時に発見されるとその部分を切り落としているので、商品として使用できる面積が少なくなってしまいます。三陸全体で切り落とされ廃棄されている量は、全体の約5割(水揚げ時換算で年間100トン余り)にも及びます。
また、本来の黒色ではなく赤みの強い「赤昆布」の割合も増えています。これまでは選別して市場に出荷していたものの、今ではその割合が多くなっているため、未利用の昆布が増えているのが現状です。こちらでも、選別する漁師の手間は増えているのに、販売できる商品量は減ってしまっているのです。
Upcycle by Oisixでは、今回の新商品を始め、すでに販売中のスープ、だし、そうめんなど、わかめや昆布のロスをレスキューする商品開発を一層増やすことで、おいしく産地のロスを減らしながら、お客さまの理解にもつながるような取り組みをさらに強化してまいります。
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