ローランド ディー.ジー.、低溶剤インクジェットプリンターを発売

ローランド ディー.ジー.、低溶剤インクジェットプリンターを発売

発表日:2023年07月12日
鮮やかな高画質を圧倒的な生産性で実現する低溶剤インクジェットプリンター登場

業務用インクジェットプリンターを製造・販売するローランド ディー.ジー.株式会社は、大判インクジェットプリンター「DGXPRESS(ディージーエクスプレス)」の新製品として、低溶剤インクに対応したプリント専用モデルER-642(最大用紙幅1,625mm対応)を発表いたします。

当社は2023年の3月に、経済成長が著しく、広告看板需要が旺盛な国々のお客様に向けて、ローランド ディー.ジー.の優れた表現力と信頼性はそのままに、生産性と価格を重視したインクジェットプリンターの地域限定(*)ブランド「DGXPRESS」を立ち上げ、UVインクモデル2機種を発表。そして、今回新たに低溶剤モデルを投入し、ラインナップの拡充を図ります。

新製品ER-642は、新たに採用した微細なインク滴を高密度に吐出できる大型プリントヘッドと、新開発の高速データ制御技術により、塩ビ印刷用900x600dpiモード46.8m2/h、バナー印刷用600x1200dpiモード76.1m2/hの圧倒的な生産性を実現。同時に、プリントヘッドの吐出コントロールやインクの組成、プリンターの特性などの組み合わせの中から、画質とスピードの究極のバランスを徹底追求することで、鮮やかな色彩とニュートラルなグレー、滑らかなグラデーション表現を併せ持った美しいグラフィックをスピーディに出力することを可能にしました。また、部品の徹底した共通化を図った当社最新のプラットフォームを採用し、必要な機能の絞り込みを行うことで、コストパフォーマンスに優れた製品に仕上げました。

さらに、メディアを差し込むと自動的に吸着して、簡単かつ正確なセットアップが行えるメディアセットアップ機能や、斜行を抑えて正確な巻き取りを実現するメディア巻取装置、出力完了後にミシン目に沿ってメディアを簡単に切り離すことができるミシン目シートカットなど、作業効率を向上する数々の機能を搭載。また、これまでサービスマンが実施していたプリントヘッド周りのキャップ、ワイパー、ワイパークリーナーなどの交換作業をお客様が簡単に実施できるようになり、交換までの待ち時間によるダウンタイムを極力軽減します。

その上、プロフェッショナルな出力業務を支援するさまざまな機能を搭載した出力用のRIPソフトウェア「VersaWorks 6」や、エラーが発生した際のより的確なサポート、稼働状況の可視化、簡単な利益計算などを可能にするクラウドベースのサービス「Roland DG Connect」も標準付属。高品質、高効率、かつ収益性の高いビジネスの実現に貢献します。

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