パナソニック、最低気温が-10℃を下回る寒冷地向けのヒートポンプ給湯機「エコキュート」を発売
発表日:2023年08月25日
最低気温が-10℃を下回る地域でも、専用アプリで日射量予報と連携し、自動で沸き上げ
ヒートポンプ給湯機「エコキュート」(※1)寒冷地向け製品を発売
スタンダードクラスでも補助金の対象となる省エネ性能を実現
パナソニック株式会社 空質空調社は、最低気温が-10℃を下回る寒冷地向けの、ヒートポンプ給湯機「エコキュート」を2023年11月1日に発売します。6月に発売した一般地向け製品と同様に、業界で初めて(※3)、エコキュート専用アプリを使って日射量予報から太陽光発電の出力を予測し、自動で沸き上げる「スマートソーラーチャージ」を搭載しました。さらに、普及モデルのスタンダードクラスでも2025年度を目標年度とする省エネ基準(※4)、寒冷地年間給湯保温効率(JIS)(※5)2.9を達成し、補助金の対象となる省エネ性能を実現しました。
エコキュートは、大気の熱を利用してお湯を沸かす、地球環境への負荷をおさえた電気給湯機です。近年、カーボンニュートラル社会の実現に向けて再生可能エネルギーの利用が加速する中、エコキュートは効率的にお湯をつくって、貯めることができるため、太陽光発電などの再生可能エネルギーの有効活用ができる機器として期待されています。
本製品は、最低気温が-10℃を下回る寒冷地向けの製品であり、外気温が-25℃(※6)でも約80℃の高温沸き上げが可能です。さらに、貯湯ユニットに凍結予防ヒーターを内蔵しています。6月に発売した一般地向け製品と同様に、日射量予報に連携して沸き上げる「スマートソーラーチャージ」を搭載しました。さらに、シャワー流量を「高圧タイプ」と比較して約1.4倍(※7)にした「ウルトラ高圧」でシャワー使用時の快適性を向上しました。また、浴そう栓の閉め忘れのお困りごとを軽減するために新たな通知機能「うっかりアシスト」を搭載。浴そう栓を閉め忘れた際のお知らせ時間を短縮することでお客さまのストレス軽減を図りました。
今回、貯湯ユニットの断熱性能やヒートポンプユニット性能の向上により、2025年度を目標年度とする省エネ基準である寒冷地年間給湯保温効率(JIS)2.9を達成したLSシリーズを新たにラインアップに加えました。これによりスタンダードクラスでも、経済産業省が住宅の省エネ化推進を目的に実施している補助金制度「給湯省エネ事業」の対象となります。
当社は本製品により、エネルギーソリューションの提供やお客さまのお困りごとの解決を通じて、これからもより便利で快適なライフスタイルを提案してまいります。
<特長>
- 業界初、エコキュート専用アプリを使用して日射量予報に連携し自動で沸き上げる「スマートソーラーチャージ」搭載
- シャワー流量を「高圧タイプ」と比較して約1.4倍にした「ウルトラ高圧」を搭載し、快適性を向上
- スタンダードクラスでも、2025年度を目標年度とする省エネ基準を達成し、補助金の対象となるLSシリーズを追加
※1:電力会社・給湯機メーカーが家庭用自然冷媒(CO2)ヒートポンプ給湯機を総称する愛称。
※2:本体のみ、リモコン別売(給湯専用除く)
※3:国内のエコキュート市場でのエコキュート専用アプリの利用において。2023年4月6日現在。当社調べ。
※4:2021年6月に2025年度を目標年度とした基準エネルギー消費効率が、想定世帯、貯湯缶数、貯湯容量、仕様により、10の区分で定められました。省エネ区分目標基準値一覧表は、一般社団法人 日本冷凍空調工業会ホームページに記載。
※5:寒冷地年間給湯保温効率(JIS)は、JIS C 9220:2018に基づき、測定した値です。
※6:外気温が-20℃を下まわる地域は屋内設置用タイプを使用し、貯湯ユニットを屋内に設置してください。ヒートポンプユニットは-25℃で最高約80℃の沸き上げが可能ですがタンク全量沸き上げできない場合があります。
※7:当社製品の「高圧タイプ」と「ウルトラ高圧タイプ」とのシャワー流量の比較において。
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