ホンダ、ロボット芝刈機/草刈機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデルを発売

ホンダ、ロボット芝刈機/草刈機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデルを発売

発表日:2024年07月19日
電動ロボット芝刈機「Miimo HRM2500 Live」と電動ロボット草刈機「Grass Miimo HRM4000 Live」を発売

Hondaは、ロボット芝刈機/草刈機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデル「Miimo HRM2500 Live」と「Grass Miimo(グラスミーモ)HRM4000 Live」を、全国のHondaパワープロダクツミーモ・グラスミーモ取扱店(※1)にて本日発売しました。

ミーモは、あらかじめエリアワイヤー(※2)で指定した範囲の芝刈/草刈作業を、設定したプログラムに従って自動で行う電動ロボット芝刈機/草刈機です。2017年に初代モデルである「Miimo HRM520」を発売以来、芝刈・草刈作業の省力化、効率化を実現する製品として高い評価をいただき、公園などの公共施設や幼稚園、学校に加え、企業でも幅広く導入されています。

Miimo HRM2500 LiveとGrass Miimo HRM4000 Liveは、従来モデルであるロボット芝刈機「Miimo HRM520」とロボット草刈機「Grass Miimo HRM3000」の性能と操作性を向上させたモデルです。

従来モデルでご好評をいただいている刈取性能、走破性はそのままに、新モデルでは、エリアワイヤーを識別する信号を1種類から4種類に増やし、隣接する複数の作業エリアを識別できるようにしました。これにより、これまで2台以上のミーモ・グラスミーモを同時に使用する際に発生していた刈り残しが発生せず、より広範囲の芝刈り・草刈りを手間なく行いたいというニーズに応えました。

また、従来はグラスミーモのみに採用していた遠隔操作・監視機能を、新モデルでは新たにミーモにも標準搭載。専用アプリ「Mii-monitor(ミーモニター)」をスマートフォンやタブレット端末などにインストールいただくことで、ミーモ・グラスミーモ本体と通信ができ、リアルタイムで作業状況の確認や作業指示、さまざまな設定変更が可能です。さらに、芝の養生などを目的として侵入頻度を下げる場所を設定する「スマートアイランドゾーン設定」や、天気データと連動して作業スケジュールを自動変更する「スマートタイマー設定」といった新たな機能も搭載し、より利便性を向上させています。

デザインは、「愛着、安心、信頼」をコンセプトとして刷新。”なでたくなる曲線美”をテーマとした丸みのあるシンプルなフォルムを、タフさを表現したデュラブルグレーの全方位衝撃検知の全周バンパーで囲むことで、信頼感を感じられるスタイリングとし、両モデルとも安心して仕事を任せたくなるようなデザインに仕上げました。

※1 製品のご購入から設置、メンテナンスまで、専門の講習を受けた「ミーモ・グラスミーモ取扱店」がサポートします
※2 ロボット芝刈機/草刈機が作業エリアを識別するための信号を発信するワイヤー

主な特長
作業性能・機能
芝・草の成長スピードや作業エリアの状況など、さまざまな条件に合わせて最適な作業内容を設定できます。刈り高さは20mm~60mmの間で調整※3可能です。
エリア信号の種類を4種類に増やし、複数のミーモを隣接エリアで稼働する場合のエリア間の刈り残しを低減するほか、ショートカットワイヤー用の信号を追加。到達したワイヤーを識別することでルートを自動選択し、充電ステーションへの帰還時間を短縮することができます。
従来モデルでは特別な設定作業が必要だった狭路の走行を、ショートカットワイヤーの導入により設定の変更なしで行えるようになりました。また、轍が発生しやすい狭路走行でも、轍の発生を抑制します。
GNSS※4の位置情報をもとに充電ステーションに向かって直線的に帰還する、スマートホーミング機能を新たに採用。これにより、エリアワイヤーに沿ったルート以外でも帰還が可能となり、繰り返しでの同一ルート帰還による轍の発生リスクを低減します。
最大登坂能力25°を誇る強力モーターと傾斜自律制御システムの搭載で、傾斜地や起伏のある場所でも高い走破性を発揮し、多様な作業環境に柔軟に対応します。
Miimo HRM2500 Liveは無段階で高さ調整が可能(ダイアル式)
Grass Miimo HRM4000 Liveは5mm単位で高さ調整が可能(アプリおよび本機のコントロールパネルでの設定)

GNSSはGlobal Navigation Satellite Systemを指し、衛星測位システムの総称

耐久性・メンテナンス性
ブレードに360°回転するフリー刃を採用することで、石などの障害物からの衝撃を逃がす構造とし、刈刃の欠損や石飛びを抑制。また、フリー刃の回転方向を自動で制御し、刈刃の摩耗の偏りを抑えることで切れ味の良い状態を維持します。
グラスミーモは、水洗いも可能な防水システムを採用。刈刃面にも直接水をかけて草や汚れを落とすことができ、メンテナンス性を高めています。
専用アプリ「Mii-monitor」
本体付属のTCU(Telematics Control Unit)とセルラー回線※5を介して、スマートフォンやタブレット端末に接続。専用アプリを通して本体操作や作業状況の遠隔監視、各種設定が可能です。

ホンダ、ロボット芝刈機/草刈機「Miimo(ミーモ)」シリーズの改良モデルを発売
「Mii-monitor」操作画面

〈「Mii-monitor」の主な機能〉
作業状況、バッテリー残量、位置情報の確認
AIスピーカーを使った音声操作
作業時間や刈高さ※6などの各種設定
異常が発生した場合や盗難などによる設定エリア逸脱時の通知機能
複数のMiimoの管理
スマートアイランドゾーン設定※7(新機能)
スマートタイマー設定※8(新機能)
Bluetooth®接続によるリモコン操作
データ通信費のお客様のご負担はありません。通信機能は購入後ご利用可能です。
スマートフォンやタブレット端末のデータ通信料はお客さまのご負担となります

刈高さはGrass Miimo HRM4000 Liveのみアプリで設定可能

衛星測位システムGNSS(Global Navigation Satellite System)の位置情報を元に、物理的なエリアワイヤーの敷設なしに、侵入頻度を下げたいエリアを設定する機能

天気データと連動して自動でミーモの作業スケジュールを設定する機能
補償制度
Miimo HRM2500 Live、Grass Miimo HRM4000 Liveをご購入いただいた方を対象に、盗難補償制度「安心プラス」、使用中の不慮の事故に対応する安心補償制度「Ho!(ほ)」、水没・落雷破損保証を組み込んだ「破損補償制度」、の3つの補償を無償で2年間※9付与します。
補償期間が終了した後も費用をお支払いいただくことで補償期間の延長が可能

販売計画台数(年間、国内合計)
500台

メーカー希望小売価格(消費税10%込み)
Miimo HRM2500 Live  
568,150円
Grass Miimo HRM4000 Live  
678,700円

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