発表日:2024年08月27日
2025年度 三菱ルームエアコン霧ヶ峰「FZ、Z、FD、ZDシリーズ」発売
人の気持ちを測って空気を整える空調「エモコテック」が進化し、省エネ性を向上
三菱電機株式会社は、ルームエアコン「霧ヶ峰」の新製品として、人の気持ちを測って空気を整える(※1)世界初(※2)の空調「エモコテック(※3)」を進化させ、風あたりの好みに合わせた温度調節を実施することで省エネ性が向上するとともに、新たな湿度制御により設定温度到達後に湿度の上昇を抑えることで快適性も向上した全4シリーズ、計30機種を10月4日に発売します。
※1 人の脈を非接触で計測することで脈から人の感情を推定し、温度や気流を制御。使用条件などにより効果は異なり、個人差があります
※2 空調機器において。室内にいる人の脈を非接触で計測することで、脈から人の感情を推定し、温度や気流を制御する技術。2023年2月17日発売。当社調べ
※3 emoco-tech(エモコテック)、emotion conditioning technologyを略した当社造語
近年、身体的・精神的・社会的に満たされた状態にあることを指す概念「ウェルビーイング」に貢献する製品やサービスへの関心が高まっています。ルームエアコンにおいては、こうしたニーズに加え、電力料金の値上げに伴う家計への負担増加や地球温暖化の対策として、より低消費電力で脱炭素社会の実現にも貢献する、省エネ性と快適性を両立した製品が求められています。
当社は、生活者のウェルビーイングに貢献するために、「エモコテック」を搭載した2023年度モデル「Zシリーズ」を2023年2月に発売しました。今回、「エモコテック」をさらに進化させ、快適な体感温度を維持しつつ必要に応じた温度補正を行い、消費電力を抑えた運転を行うことで、さらなる省エネ性の向上(※4)を実現しました。
また、新たな湿度制御の搭載により、設定温度到達後の安定運転時に発生する湿度上昇を抑制し、温度と湿度のバランスを維持することで快適性の向上を実現しました。特に、安定運転時間が長い傾向にあるZEH(※5)を含む高気密・高断熱住宅において、より効果が期待できます。
さらに、「Zシリーズ」では、サーキュラーエコノミーの実現に向けた自己循環リサイクルへの取り組みとして、再生プラスチック材の利用量を従来比最大37.2%(※6)増加させました。
当社は今後も、社会・環境を豊かにしながら事業を発展させるトレードオンに挑み、サステナビリティの実現を目指します。
※4 MSZ-ZW4025S。当社環境試験室(14畳)において、外気温 : 冷房35℃/暖房7℃・設定温度 : 冷房28℃/暖房23℃で、風あたりが快適と感じ冷暖房を弱めても快適性を維持できると「エモコアイ」が判断した場合と、従来制御とでそれぞれ1時間安定運転した場合の消費電力量比較。気流感「強」が快適と「エモコアイ」が推定した場合 : 冷房498Wh/暖房655Wh、従来制御 : 冷房536Wh/暖房676Wh。使用環境により効果は異なります
※5 net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略称
※6 2025年度モデル「Zシリーズ」において。自己循環リサイクル材の資源再利用指標(JIS C 9911(2014)電気・電子機器の資源再利用指標などの算定および表示の方法)に基づく。算定単位 : エアコン室内機、資源再利用指数 : 従来14.0%、今回19.2%(最大)、資源再利用質量 : 従来1.1kg、今回1.6kg(最大)。調達の状況によって再生プラスチック材の利用率は変動する場合があります
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