Far Yeast Brewing、「Far Yeast Grapevine 2024」を限定発売

発表日:2024年10月18日
間引かれたワイン用ぶどうをアップサイクル
シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーとの取り組み
『Far Yeast Grapevine 2024』
10月22日(火)限定発売

Far Yeast Brewing株式会社(本社 : 山梨県小菅村、代表取締役社長 : 山田司朗、以下当社)は、シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリー(山梨県甲州市)のぶどう栽培を行う農地所有適格法人であるメルシャンヴィティコール勝沼株式会社(山梨県甲州市 代表取締役 : 吉田弥三郎)との協業により、摘房されたワイン用ぶどうを活用した『Far Yeast Grapevine 2024(ファーイースト グレープバイン2024)』を、10月22日(火)より限定発売いたします。

■土に還る運命だったぶどう約540kgを活用

ワイン用のぶどうの栽培では、果実ひとつひとつに栄養が行き渡り凝縮感のある美味しいぶどうが育つよう、栽培の過程で房を間引く「摘房」という作業が行われ、摘房されたぶどうは土へと還されやがて肥料となります。当社では、日本ワインの一大産地である山梨県勝沼地区にあるメルシャン ヴィティコール勝沼とタッグを組み、摘房されワイン造りに使用されなかったぶどうを活用してクラフトビールにアップサイクルする取り組みを2021年より始めました。今年で4年目となります。

摘房された果実は糖度が低く、ワイン醸造には適しませんが、ビールにするには十分な糖度があります。これらを活かし、香り豊かなビールへの再生を実現しています。

■今年は赤ワイン品種「シラー」と「マスカット・ベーリーA」を使用
『Far Yeast Grapevine』は、地域と共創して、ビールとともに山梨の魅力を全国に発信する「Brewed with YAMANASHI」より、山梨のぶどうを使った限定商品として、毎年ビアスタイルを変えて発売しています。今年は山梨で新たに挑戦している赤ワイン品種「シラー」と「マスカット・ベーリーA」の2種類のぶどうを使用しました。

8月下旬、当社スタッフも山梨市の「シャトー・メルシャン 鴨居寺ヴィンヤード」のぶどう畑に赴き、摘房作業を実施。買い受けた約540kgの摘房果実を使用し、3000Lの製品を醸造しました。

Far Yeast Brewing、「Far Yeast Grapevine 2024」を限定発売

■ぶどう本来のキャラクターを活かしたシンプルなセゾンスタイル
『Far Yeast Grapevine 2024』は、ぶどう本来のキャラクターを活かすために、ビアスタイルはシンプルな味わいのセゾンを採用。「シラー」にある黒胡椒のようなニュアンスと、セゾン酵母の特徴の1つであるスパイシーな香りを合わせました。

また、赤ワインの製造工程で発酵中のワインにぶどうの果皮を漬け込む「マセレーショ
ン」という製造手法に着目。発酵中のビールに「シラー」「マスカット・ベーリーA」の果皮を浸漬し、ぶどうが持つ風味を最大限抽出しました。

さらにブレタノマイセス酵母を少量添加して発酵させることで、チェリーやプラムのニュアンスのある、やや個性的なフルーティな香りをプラス。セゾンならではのすっきりした飲み口ながら、スパイシー・フルーティな香りをまとった複雑な味わいが楽しめます。
『Far Yeast Grapevine 2024』は10月22日(火)12:00よりFar Yeast Brewing 公式Web
Storeで数量限定で販売開始、公式Web Storeでのご購入分は10月25日(金)、全国のビアバー、飲食店、酒販店への出荷は10月23日(水)から順次開始いたします。
フルーツ王国山梨に位置する当社では、食品ロスへの取り組みとともに、ぶどうビールの決定的な美味しさの確立を目指し、今後もメルシャンヴィティコール勝沼との協業のもと、秋のシーズナル商品として本作の醸造を重ねていきます。

【商品概要】

Far Yeast Brewing、「Far Yeast Grapevine 2024」を限定発売
Far Yeast Grapevine 2024(ファーイースト グレープバイン2024)

販売開始日:10月22日(火)
希望小売価格:オープン価格
原材料:ぶどう(山梨県甲州市産)、麦芽(外国製造)、糖類、ホップ
アルコール度:6.0%
IBU:10
スタイル : Brett Saison with Grapes
品目:発泡酒(麦芽使用率:25%以上50%未満)
醸造所:Far Yeast Brewing源流醸造所(山梨県小菅村)
仕様:350ml缶 / 15L樽
※オンラインストアでの購入はこちら : https://faryeast.stores.jp/

【シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーについて】
「日本を世界の銘醸地に」日本ワインが、日本と世界中の人たちに愛されて親しまれる日が来るように、シャトー・メルシャンは日本の自然、文化、感性を継承し、人々の喜びへと進化させていきます。シャトー・メルシャン 勝沼ワイナリーは、1877年(明治10年)に日本で最初の民間ワイナリーとして創業した大日本山梨葡萄酒会社を源流とするワイナリーです。シャトー・メルシャンには山梨県と長野県に3つのワイナリーがありますが、勝沼ワイナリーは全体の生産量の8割以上を生み出す、歴史とともにあるシャトー・メルシャンの中心的ワイナリーです。「日本を世界の銘醸地に」その夢の実現に向け、ワイナリーを中心に、地域・自然と共生しながら、さらなる未来へと歩み続けます。
https://www.chateaumercian.com/winery/katsunuma

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