
発表日:2025年02月21日
ライカMレンズの復刻版「クラシックシリーズ」から「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」を発売
新製品 : ライカ ズミルックス M f1.4/50mm
歴史に名を刻むライカMレンズの復刻版「クラシックシリーズ」新機種
圧倒的に美しいボケ味が魅力の銘玉が再登場
ウェッツラー、2025年2月21日 : ライカのレンズには150年以上に及ぶ伝統が息づいています。手作業により完成へと導かれたレンズの歴史の中では数多くの傑作が誕生し、いくつものマイルストーンと新たな基準を打ち立ててきました。その中でも特に高く評価されているライカMレンズが産声を上げたのは70年以上前のことです。ライカMレンズにはそれぞれのサクセスストーリーがあり、銘玉と呼ばれたレンズの中には、誕生から数十年を経て復刻版として再び世に出たものもあります。今回、発売する「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」も往年の銘玉の復刻版として再登場するレンズです。
初代「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」は「ズミルックス」シリーズ初のレンズとして1959年に登場しました。その名称はラテン語で”最大の光”を意味する”summa lux”に由来しており、初代「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」の登場以来、開放F値がF1.4からF1.7という非常に明るいレンズの代名詞となっています。今回発売する「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」は往年のクラシックな外観と先進の技術を融合させて再解釈した復刻版で「クラシックシリーズ」としては5機種目となるレンズです。すでに登場している「ライカ ズマロンM f5.6/28mm」「ライカ タンバールM f2.2/90mm」「ライカ ノクティルックスM f1.2/50mm ASPH.」「ライカ ズミルックスM f1.4/35mm」の4本と同様に、歴史に名を刻むオリジナルのオールドレンズを彷彿させる、タイムレスな美しさが宿る描写が実現できます。
復刻版「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」では、1962年から2004年にかけて製造された2代目の「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」の光学的な計算と設計をベースに、それとほぼ同等のものを再現しました。そのため、2代目と同様の卓越した性能を誇り、絞り開放の状態でも他の追随を許さぬ秀逸な描写が実現できます。絞り開放では非常にやわらかで美しいボケ味で、ユニークな描写がポートレート撮影にも最適です。一方、絞り込めばオリジナルよりもシャープかつ高コントラストに描き出すことができます。それが可能になったのは、最先端の製法と特殊なタイプのガラスのおかげです。さらに、復刻版「ライカ ズミルックスM f1.4/50mm」は高画素の撮像素子を搭載した現在のM型カメラでの使用に求められる条件もすべて満たしています。最短撮影距離はオリジナルよりも短い0.7mとなっており、さらに創造力を自由に発揮して撮影を楽しめます。
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