三陽商会、「SANYOCOAT」の「100年コート」からジレタイプの「100年コート トレンチジレモデル」を発売

三陽商会、「SANYOCOAT」の「100年コート」からジレタイプの「100年コート トレンチジレモデル」を発売

発表日:2025年03月12日
短期化する春から初夏に向け、コートに代わる新商品
『100年コート トレンチジレモデル』3月発売
『100年コート』初のジレタイプ

三陽商会が展開するコート専業ブランド「SANYOCOAT(サンヨーコート)」は、素材と縫製にこだわった日本製の『100年コート』から、短期化する春から初夏に向けた『100年コート』初のジレタイプ『100年コート トレンチジレモデル』を、「サンヨーコート」を展開する6店舗、及び三陽商会公式オンラインストア「SANYO ONLINE STORE(サンヨー オンラインストア)」等にて3月上旬に販売を開始しました。

『100年コート トレンチジレモデル』は、本格的なトレンチコートの特徴を残しつつカジュアルな着こなしもできるバランスを追求。中空糸を織り交ぜた独自開発の生地を採用し、既存の『100年コート』の生地と比較して約30%軽量化、さらにエポレット(肩章)をはじめとする仕様を省くことで軽さと着やすさを両立しました。春から初夏の時期にコートの代わりに気軽に羽織れるよう軽やかに仕上げたロングジレです。生産は、縫製から仕上げのプレスまで各工程で最適な手仕事を施して仕上げるコート専業56年になる自社工場「サンヨーソーイング 青森ファクトリー」(青森県七戸町)にておこなっています。

開発の背景
●短期決戦の春に向けたコート戦略

三陽商会は、気候変動と実需型消費者ニーズに対応するため、2024年から新たな商品開発・販売計画を推進しています。春物の需要期間を3カ月から2カ月(3-4月)に短縮した新カレンダーを採用し、2025年春に向けては短期決戦型のコートアイテム戦略を展開します。スプリングコートの全社生産数は抑制する一方、ジレ、ショートコート、ブルゾンの品揃えを強化。軽量素材の採用や仕様見直しによる軽量化も進めます。これにより、春から初夏に対応した着用しやすい商品バリエーションを拡充し、実需に基づく消費者ニーズにきめ細かく応える方針です。

●『100年コート』ショート丈の好評受け、春向け新モデルを開発

設立80年を越える三陽商会の祖業ブランド「サンヨーコート」は、生活者のニーズに対応したコートを提案しつづけており、2013年には、当社のものづくりへのこだわりを体現した『100年コート』を発売。現在、『100年コート』のシリーズでは、普遍的なスタイルのトレンチとバルマカーンコートを中心に、メンズ・ウィメンズ計16型を販売しています。2024年秋冬シーズンには、温暖化傾向を見据え、『100年コート』初のショート丈モデルを投入。当初の計画を上回る販売実績を上げることができました。これを受け「サンヨーコート」は2025年春に向けた『100年コート』の新モデルを開発することとしました。

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