
発表日:2025年06月17日
オフィスの音環境を改善する木製の音響調整部材を発売
〜既存品にも新形状を追加し、意匠性向上と音環境改善を両立〜
大建工業株式会社(大阪市北区、社長 : 億田正則)は、主にオフィス空間の音環境を改善し、意匠性向上にも寄与する木製の音響拡散パネル『リブトーン』を6月23日に発売します。「”拡散”機能があり、スチール製パーティションに後付けできる”木製”の音響調整部材」は当社初であるとともに、業界初となる製品です。併せて、”吸音”機能により不要な響きを抑える『オフトーン マグネットパネルN』に、新たな形状・色柄を追加し、同日に発売します。組み合わせて設置することも可能な両製品の発売により、空間の意匠性を高めながら、”拡散”と”吸音”の両面からの音環境改善アプローチを実現し、デザイン性と快適性に優れたオフィス空間づくりに貢献いたします。

【背景】
昨今、オンライン会議の普及に伴い、オフィスの応接室や会議室等での反響音や音漏れなど、音に関するお困りごとが増加しています。当社では、いち早くオフィスにおける音問題に着目し、2016年にオフィスのパーティションに後付け可能な吸音パネル『オフトーン マグネットパネル』を発売しました。2021年には、色柄バリエーションの拡充とともに、リニューアルした『オフトーン マグネットパネルN』を、2022年には表面にお好みの写真やイラストがプリントできる『オフトーン マグネットパネルN インクジェット特注対応』を発売し、ご好評をいただいています。
また、近年では、従業員の満足度や生産性の向上、企業のブランドイメージ向上などを目的に、オフィス空間における意匠性がますます重要視されるようになり、心理的・身体的なストレスの緩和も期待できることから、内装空間に木材を取り入れる「内装木質化」にも注目が集まっています。
そのような中、この度、国産杉を使用した音響拡散パネル『リブトーン』を開発しました。オフィスの会議室はシンプルな間取りでフラットな壁面が多く、反響音が一定方向に残ることで音のこもり等が発生しやすいとされていますが、本パネルは音を”拡散”する機能があるため、意匠性を高めながらも反響音を様々な方向に散らし、心地よい音環境をつくることが可能です。当社が実施した実証実験においても、本製品が”音環境の改善効果”と”見た目の印象向上効果”があることが実証されています。また、従来のオフィス向け音響調整材は布製の物が多い中、本製品は、近年、トレンドの一つである和の要素を取り入れた内装にも調和しやすい「木製」であることも大きな特長です。
さらに今回は、既存品の吸音パネル『オフトーン マグネットパネルN』に、扇形と半円形を新たに追加し、色柄も拡充しました。両製品ともに裏面はマグネット仕様のため、簡単に後付けすることができるほか、組み合わせることで様々なデザイン空間を楽しむことができます。これら高い意匠性に加えて、”拡散””吸音”両面からの室内音響改善により、これまで以上に快適な音環境をご提案いたします。
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