DAIKEN、オフィスなどの会議室等における音環境改善に向け置き型音響調整部材「コーナートーン」を発売

発表日:2025年10月22日
オフィスの会議室等の話し声の響きを改善!
置き型音響調整部材『コーナートーン』新発売
〜スタイリッシュなオフィス向け吸音材を「point 0」と共創〜
DAIKEN株式会社(大阪市北区、社長 : 億田正則)は、オフィスなどの会議室等における音環境改善に向け、置き型音響調整部材『コーナートーン』を10月23日に発売します。当社は、部屋の隅にナチュラルに収まるシンプルな形状、かつ声の響きを効果的に吸音する製品の提案により、会話のしやすいオフィス空間づくりに貢献します。
【背景】
当社は、現長期ビジョン「GP25」において、公共・商業建築分野を注力市場に掲げる中、WEB会議の普及などによって顕在化した、オフィスの音の課題改善に向けた取り組みを進めています。その一環として、2021年より参画している、協創・共創のためのコンソーシアム「point 0」、および実証実験の場となるコワーキングスペース「point 0 marunouchi」を活用し、企業間共創を通じた製品開発等を推進しています。
当社では、オフィスの音環境改善の提案のひとつに、後付け可能な壁面吸音材『オフトーン マグネットパネルN』をラインアップしておりますが、提案先によっては、ガラス張りやマグネットが付かない壁など、設置スペースが取れない場合もあり、そのようなケースにも対応できるオフィス向けの「置き型」の音響調整部材の開発を進めておりました。
この度発売する『コーナートーン』は、防音室にもお使いいただける当社の置き型音響調整部材『サウンドトロン』をベースに、より話し声に適した吸音性能となるよう改良を加えています。また、オフィス向けとして会議室等の空間に馴染みやすいデザイン性を目指すにあたり、2024年に(株)point0内に新設されたデザイングループ「Creative.0」と、意匠面での共創を行いました。同グループは、オフィスインテリアに関する知見が深い(株)オカムラと(株)丹青社の2社のメンバーをコアメンバーとしており、point0参画企業のクリエイティブ面のサポートを行っています。この「Creative.0」との共創により、会話しやすい吸音性能に加え、部屋の隅に収まるコンパクトな三角柱の形状と、どんなインテリアにもなじみやすい色柄で空間に溶け込むデザイン性を実現しています。
創立80周年となる今年度より、タグラインを「ずっと ここちいいね」へと刷新し、あらゆる人、あらゆる空間の「ここちよさ」向上を目指すDAIKENは、引き続き、音環境をはじめとする空間の快適性を追求し、ウェルビーイングなオフィス作りに向けた提案を進めてまいります。





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