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発表日：2025年11月18日

視覚障害のある人や電子音が聞き取りづらくなった高齢者に向け
聞いて、触って操作できる音声タイマー「TD-435」を12月10日に発売

株式会社タニタ（東京都板橋区、代表取締役社長・谷田千里）は、操作方法や設定時間、終了時間を音声で知らせる音声タイマー「TD-435」を12月10日に発売します。音声機能に加え、触って識別できる操作ボタンなどを備えており、視覚に頼らず使用できることが特徴です。視覚障害のある人をはじめ、加齢により電子音が聞き取りづらくなった人や電子音が苦手な人など、従来のタイマーに使いづらさを感じていた人でもストレスが少なく使えます。価格はオープン。タニタオンラインショップほか、ECサイトを中心に販売します。

タイマーは料理や仕事・勉強の効率化など日常生活のさまざまなシーンで役立ちます。タニタでは1978年からタイマーを販売しており、視覚障害や加齢性難聴、電子音が苦手な人などから寄せられた要望に応え、従来の目視前提仕様を見直し本商品を企画しました。

操作方法を音声で案内、設定時間や終了時間を音声でお知らせ

「TD-435」は電源を入れるとボタン配置やタイマーの設定方法を音声ガイドで案内。第三者のサポートがなくても使用開始できます。使用中に「スタート/ストップ」以外のボタンを押すと残り時間を読み上げ、時間を意識しながら作業できます。任意で設定した時間を知らせる予告アラームや、終了アラームは2種類の音声メッセージと3種類のメロディーから選択可能。本体にはイヤホンジャックも搭載し、音を出せない環境でも使用可能です。

手で触って識別しやすいボタン形状と配置

使用頻度が高い「スタート/ストップ」ボタンは全ボタン中最大で中央に配置。「分」「秒」ボタンはくぼみを設け、触るだけで識別可能に。黒地に白文字で読みやすく工夫。表示部は反転液晶とバックライトを採用し視認性を向上、LEDライトの点滅で終了時間も知らせます。