ディスカヴァー・トゥエンティワン、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』を発売

ディスカヴァー・トゥエンティワン、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』を発売

発表日:2023年03月26日
タイパ・コスパ重視の現代に自主独立の精神を説く『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』発売

株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワン(本社:東京都千代田区、取締役社長:谷口奈緒美)は2023年3月25日に『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』(サミュエル・スマイルズ 著、三輪裕範 編訳)を刊行しました。

『自助論』とは
『自助論』は、イギリスの著述家でありジャーナリストでもあったサミュエル・スマイルズ(1812-1904年)が、今から165年前(1858年)に出版した世界的ベストセラーで、今でも世界中で非常に多くの読者に読まれ続けている自己啓発書の白眉とも呼ぶべき名著です。

「19世紀の後半にイギリスで出版されたノンフィクションの中で最も人気のあった書籍の一つ」と言われており、当時では破格の1年で2万部、45年で25万部を売り上げました。
日本では明治4年に、中村正直の翻訳によって『西国立志編』というタイトルで出版され、福沢諭吉の『学問のすゝめ』とともに熱狂的な支持を受け、明治末までには累計で100万部を超える大ベストセラーになりました。

そんな『自助論』全編に通底するテーマとは、冒頭に出てくる「天は自ら助くる者を助く」という有名な言葉に象徴される自主独立の精神です。

『自助論』では有名無名を問わず、社会の様々な分野で成功した人々に関する極めて興味深いエピソードや印象に残る数多くの言葉が紹介されています。そこで取り上げられた人たちは、皆、勤勉、努力、忍耐、粘り強さ、誠実さなどといった人格的美徳によって成功をつかんだ人たちです。

「タイパ」「コスパ」が重視され「即時結果」や「即時満足」を求める現代では、勤勉、努力、忍耐、粘り強さ、誠実さなどは少し古臭いものと感じるかもしれません。しかし、いつの時代であっても、世の中で成功するために、そして幸せに生きるために必要なこと、なすべきこと、心がけるべきことに大きな違いはありません。

いつの時代でも、平凡を非凡に変え、非凡を偉大に変えるのは、誠実に、勤勉に努力し続けることに尽きます。そのことを、説得力豊かに教えてくれる1冊です。

世界中で読み継がれる名著を超訳で

フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、アラビア語、トルコ語など、数多くの外国語に翻訳されて世界各国で出版された、世界的名著『自助論』を、1ページに1つのエッセンスとしてまとめ、読みやすい構成でお届けします。

ディスカヴァー・トゥエンティワン、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』を発売

▼PICK UP
001 自分で努力してこそ成長できる
「天は自ら助くる者を助く」
これは、今までに人類が経験してきたあらゆる成功と失敗の体験を凝縮した言葉である。
まさに、そこには人類の英知が刻まれているのである。
安易に人に頼ることなく、自分で努力するという自助の精神こそが、人と国家を成長させるのだ。

025 勤勉・誠実の道を歩むことは、自らの本分を尽くすことである
人にはそれぞれやるべきことがあり、そのことに全力を尽くさなければならない。つまり、勤勉・誠実の道を歩むことは、自らの本分を尽くすことになるのだ。そして、神はまさにこの2つのことを幸福への道に結びつけたのである。

088 一度に一つのことを根気強くやる
勤勉という習慣も他の習慣と同じように、時間の経過とともに身につけることができる。
仮に自分に平凡な能力しかなかったとしても、一度に一つのことを根気強く集中して行う習慣を身につけることができれば、あとで大きな成果を残すことができるだろう。それはまさに「自分がなすべきこと、それを全力を挙げて行え」という聖書の教えの通りである。

90万部突破ベストセラーシリーズ最新刊!

ディスカヴァー・トゥエンティワン、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』を発売

本書は、16万部突破『超訳 ニーチェの言葉 エッセンシャル版』を含む、ディスカヴァーのベストセラーシリーズ「ディスカヴァークラシック文庫シリーズ」の最新刊です。
いつでも・どこでも・どこからでも読めて、あなたの背中を押す名言シリーズのラインナップに、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』が加わり、更に個性豊かになりました。

書籍概要

【目次】
Ⅰ 自助の精神
Ⅱ 勤勉の精神
Ⅲ 自ら好機をつくる
Ⅳ 才能と精進
Ⅴ 勇気と気概を持って前進せよ
Ⅵ 勤勉に、正確に、誠実に
Ⅶ お金と美徳
Ⅷ 自己研鑽の精神
Ⅸ 模範となる人々
Ⅹ 人徳を身につける

ディスカヴァー・トゥエンティワン、『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』を発売

【著者情報】
サミュエル・スマイルズ Samuel Smiles (1812~1904)
1812年スコットランドで生まれる。外科医を開業するが、のちに『リーズ・タイムズ』の編集や鉄道事業にかかわるようになる。蒸気機関車の発明者G・スチーブンソンをはじめ、産業革命で功績のあった人々の伝記を発表して好評を博した。偉人の実生活から教訓をとった『自助論』は中村正直によって『西国立志編』として訳出され、明治維新後の青年たちに親しまれ、近代日本の礎をつくる上で大きな影響を与えた。スマイルズの著書は世界中で読み継がれ、「天は自ら助くる者を助く」という一文は特に有名。

編訳:三輪裕範(みわ・やすのり)
1957年兵庫県生まれ。神戸大学法学部を卒業後、伊藤忠商事に入社。1991年にハーバード・ビジネス・スクールにて経営学修士号(MBA)を取得後、ニューヨーク店経営企画課長、大蔵省財政金融研究所主任研究官、経団連21世紀政策研究所主任研究員、伊藤忠商事会長秘書、調査情報部長、伊藤忠経済研究所長等を歴任。その後、伊藤忠インターナショナルSVP兼ワシントン事務所長を務める。著書は『時間がない人が学び続けるための知的インプット術』『幸福のための努力論』『ハマトンの知的生活のすすめ』『今度こそすらすら読めるようになる「ニュース英語」の読み方』(以上、ディスカヴァー)、『ビジネスマンの英語勉強法』『50歳からの知的生活術』(以上、ちくま新書)など多数。

【書籍情報】
タイトル:『超訳 自助論 自分を磨く言葉 エッセンシャル版』
発売日:2023年3月25日
刊行:ディスカヴァー・トゥエンティワン
仕様:文庫判/248ページ
ISBN:978-4-7993-2939-9
定価:1320円(税込)

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