オイシックス・ラ・大地、観測史上最大の強風で傷がついた「もったいない完熟桃」を旬のスムージーとして店頭販売
発表日:2023年07月14日
オイシックス・ラ・大地と旬八青果店の協業第1弾
観測史上最大の強風で傷がついた【もったいない完熟桃】を旬のスムージーとして店頭販売
宅配お届けが難しくなった生鮮品を活用し、相互に畑のフードロスを削減
食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社(本社 : 東京都品川区、代表取締役社長 : 高島 宏平、以下「当社」)が展開するOisixは、2023年5月に業務提携した株式会社アグリゲート(本社 : 東京都品川区、代表取締役CEO : 左今 克憲、以下「アグリゲート社」)との生鮮品を通じた協業第1弾として、記録的な強風による影響で傷がつき、宅配サービスでの販売が難しくなっている、当社契約生産者が作る完熟桃を使用したスムージーの旬八青果店での販売を2023年7月14日(金)より開始します。
■最大瞬間風速22.5m/s…記録的な強風で、皮に傷がついた桃が多く発生 宅配でのお届けが困難に
本年5月8日、山梨県内では記録的な強風となり、最大瞬間風速は甲府で21.2m、韮崎で22.5m(観測史上最大)を記録(※)。対象の地域では、風で激しく揺れた桃の表皮に傷がつく事態となりました。例年であれば出荷時1割にも満たない「傷あり」の桃が5割近く発生し、出荷シーズンを迎えた畑でも日々傷がついた桃が見つかっています。宅配でのお届けが難しく、市場に出せないこうした桃は、廃棄になることも懸念されます。
※出典:甲府地方気象台「山梨県の気象概況」2023年5月p.8( https://www.data.jma.go.jp/kofu/image/chousa/k_gaikyo/638_2305.pdf#page=8)
■すぐに食べればおいしい、熟度の進んだ”もったいない桃”を旬八青果店の店舗でスムージーに加工して販売
被害が出ている当社の契約生産者・飯野さんは、南アルプス市商工会が認定する「完熟フルーツマスター」の桃名人。産地の状況を受けて、当社とアグリゲート社の担当者がフードロスを削減するために産地を訪問。アグリゲート社が運営する旬八青果店は、東京都内に地域密着型の店舗展開があり、熟度が進んでいるがすぐに食べればおいしい青果や、傷などがあるおいしいワケあり品を店舗で販売しています。今回は桃の傷がついた部分だけをカットし、店舗の人気商品である、野菜とフルーツのみを使ったスムージーに活用、販売します。
【山梨県の桃生産者・飯野翼さんコメント】
「過去に例がないような強風が吹きました。ちょうど仕上げの摘果をしている時期と重なってしまったため、このたった1日の強風で畑全体に大きな影響が出ています。5月の時点でひどく傷ついた桃は諦め、だいぶ木から落としたのですが、収穫する今の時点になっても畑のあちこちから皮に傷のついた桃が見つかっている状況です。傷といっても皮の表面が木の枝にこすれてついたものなので、中の実にはほとんど影響はありません。ぜひ、少しでも多くお客様にお届けして、おいしいうちに召し上がっていただきたいです」
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