ホシザキ、食事を提供する現場向けの温冷配膳車・再加熱カートをモデルチェンジし発売

ホシザキ、食事を提供する現場向けの温冷配膳車・再加熱カートをモデルチェンジし発売

発表日:2023年08月09日
病院、福祉施設、高齢者施設向け2製品を今秋モデルチェンジ
機能・利便性を向上させ、満足度向上・省人化に寄与

総合フードサービス機器メーカーであるホシザキ株式会社(本社:愛知県豊明市、代表取締役社長:小林靖浩)は、病院、福祉施設、高齢者施設など食事を提供する現場向けの温冷配膳車、再加熱カートをモデルチェンジし、10月下旬より順次、ホシザキの販売会社を通じて発売します。

日本では社会全体で慢性的な人手不足となっており、特に過疎化の進む地域では大きな課題です。省人化のため、病院や施設など食事が提供されている現場では、外部への調理委託、完全調理済み食品(完調品)の採用が増えると同時に、より利便性の高い機器が求められています。一方で、より満足度の高い食事の提供は常に現場で要望されています。

モデルチェンジ製品では、昨今のニーズに応えるため、従来品から機能を大きく改善しました。美味しさの向上、多様な食事の提供、省人化を支援します。住空間に近いデザインを採用する導入先の環境にあうよう、デザイン面でも改良を図りました。

■温冷配膳車:

●仕切りトレイ、フラットトレイを区別なく使える独自構造を採用(※1)

一人ひとりに1枚のトレイで温かい食事と冷たい食事を同時提供する際は、適温維持のため、トレイの左右で配膳車内の温冷の室内を分けて運搬します。トレイには温冷の仕切りのあるもの(仕切りトレイ)とないもの(フラットトレイ)の2種類あります。フラットトレイは、仕切りの制約がないため様々なメリットがあります。具体的には、提供できる食事の自由度が高まること、食器をどこでも配置でき載せやすいこと、重ねる際に左右を気にしなくて良いことなどがあります。このため、仕切りトレイからの切り替えが進んでいますが、一度に切り替えると一時的に導入コスト負荷が高くなることに課題がありました。当社従来品では1台でどちらかのトレイ専用となっていました。

モデルチェンジ製品では、収納時にトレイの温冷の室内を分ける「セパレーター」を改善し、一台で、どの段でも仕切りトレイ、フラットトレイの両方を使用できるようにしました。既存の仕切りトレイを活用しながら、段階的に切り替えができるため、導入時のコストを分散できます。

●省人化を支援する機能を追加搭載

電源タイマー機能により、指定の時間に自動的に予熱・予冷を開始します。前日に翌朝の食事のタイマーを設定することで、早朝作業を軽減できます。

関連記事

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

ページ上部へ戻る