島津製作所、X線一般撮影システム「RADspeed Pro SR5 Version」を発売

島津製作所、X線一般撮影システム「RADspeed Pro SR5 Version」を発売

発表日:2024年04月11日
ユーザビリティの向上と光学カメラ搭載による検査効率化を実現
X線一般撮影システム「RADspeed Pro SR5 Version」発売
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島津製作所は、X線一般撮影システム「RADspeed Pro SR5 Version(ラドスピードプロ・エスアールファイブバージョン)」( https://www.med.shimadzu.co.jp/products/rad/05.html?_gl=1 )を4月10日から国内で発売します。本製品は、操作盤(コンソール)などのユーザビリティ向上と被検者の動きを検知する光学カメラの搭載により、検査業務を効率化して診療放射線技師および被検者の負担を軽減しました。

X線一般撮影システムは、頭部や胸部、腹部、四肢など、多様な部位を検査できる画像診断装置です。多くの診療科で使用されており、診療放射線技師の方々の技術や経験、専門性に依存しない操作性が欠かせません。また感染症対策などで業務負担が増す中、技師が被検者に集中しつつ効率よく検査できる機能が求められています。

本製品は、撮影における操作部分を一新してコンソールの操作性と視認性を高め、またX線管懸垂器のハンドル形状を握りやすく改良しました。X線照射部へ光学カメラを搭載した撮影支援機能「VISION SUPPORT」(オプション)により、モニタ上の被検者映像にX線の照射範囲やX線検出器の位置を重ねて表示できます。通常は手間がかかる撮影位置の決定作業を、スムーズに行えるように支援します。決定した位置から被検者が動いた場合にも、光学カメラが被検者の動きを検知して音と表示で通知するため、撮り直しのリスクが減少します。

島津製作所、X線一般撮影システム「RADspeed Pro SR5 Version」を発売

島津製作所は中期経営計画において、画像診断機器とAIやIoT技術を用いて新たな付加価値を提供する「イメージングトランスフォーメーション(IMX)」戦略を推進しています。今後も、X線一般撮影システムのAI技術による自動化などに取り組み、「人の命と健康」への貢献を目指します。

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