
発表日:2025年07月28日
放送・通話・映像が融合したシステムでコミュニケーションをサポート
IPコミュニケーションシステム「CX-1000シリーズ」を発売
TOA株式会社(本社 : 神戸市、代表取締役社長 : 谷口方啓)は、2025年7月28日に、IPコミュニケーションシステム「CX-1000シリーズ」を発売しました。
本シリーズは、放送システムとしては業界最大級3,000×3,000のフルマトリクス構成を実現。
館内放送や緊急放送に加え、ビデオ通話や外部システムとの連携による放送にも対応し、双方向・多拠点での高度なコミュニケーションを支援します。多彩な優先制御、音声信号処理・故障検知機能を備え、複合施設や多棟にわたる工場・大学など、大規模な施設の効率的な管理と省人化に貢献します。
近年、施設運営においては、人手不足を背景とした業務効率化や省人化、働き方改革の推進に伴う遠隔対応・集中管理へのニーズが高まっています。また、緊急時には、迅速かつ確実な情報伝達が求められています。
「CX-1000シリーズ」は、最大3,000台の端末接続に対応する業界最大規模となる3,000×3,000の音声フルマトリクスに対応。双方向通話、映像確認放送、緊急放送、遠隔操作など、現場の多様なニーズに応える機能を搭載。大型複合施設や、工場、大学、小中一貫校、遠隔管理が必要な無人駅など、広域・多棟にわたる大規模で複雑な環境でも、スムーズなコミュニケーションと効率的な運用を実現します。
さらに、日本メーカーとして初めて(当社調べ)、欧州の建物用インターホンシステムに関する高度なセキュリティ要件を定めた国際規格「IEC62820-2」に対応。国内外の施設における安全・安心の向上にも大きく貢献します。
■主な活用例
●工場 : 入退場管理やライン工程における状況監視などに活用。騒音環境下でも明瞭な音声伝達が可能で、設備異常やトラブル発生時にはセンサー連動による自動通知を受け、カメラ映像を確認しながら迅速に対応可能。
●駅 : 中央駅から無人駅を含む全駅の構内放送や問い合わせ応答を集中管理することで、省人化を実現。ビデオ通話により、顔や周囲の様子を把握しながらコミュニケーションが可能。
●学校(小中一貫校) : 学校向けアプリケーションにより、専門知識がなくても直感的に操作できる放送システムを実現。エリアごとのチャイム制御や急なスケジュール変更にも柔軟に対応。
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