コンテック、Wi-Fi 6E 準拠の組み込み用無線LANモジュール「FXE5000」を発売

コンテック、Wi-Fi 6E 準拠の組み込み用無線LANモジュール「FXE5000」を発売

発表日:2023年01月11日
移動体通信に強いメッシュWi-Fi/スマートローミング機能を搭載
Wi-Fi 6E 準拠の組み込み用無線LANモジュール「FXE5000」新発売
プレスリリースの記載内容は、発表日現在のものです。ご覧いただいた時点において、販売状況 / 価格 / 仕様などが予告なく変更されている場合があります。あらかじめご了承ください。
株式会社コンテック(本社:大阪市西淀川区、代表取締役社長:井狩 彰) は、「切れない無線LANの追求」をコンセプトにメッシュWi-Fi/スマートローミングの新機能を搭載、Wi-Fi 6Eに準拠した名刺サイズの組み込み用無線LANモジュールを開発、FLEXLAN(R) FXシリーズ「FXE5000 (以下、新製品)」として2023年2月より受注開始します。
●型式 : FXE5000( https://www.contec.com/jp/products-services/daq-control/flexlan-iot/wlan-module/fxe5000/price/)
●品名 : Wi-Fi 6E準拠組み込み用無線LANモジュール (親局/子局/リピータ)
●価格 : オープン
新製品は、イーサネット通信機能を持つ機器をWi-Fi対応化する名刺サイズのモジュールです。CPU内蔵のボードコンピュータに、Wi-Fi化に必要な無線LANドライバ、TCP/IPプロトコルスタック、暗号化/認証セキュリティの機能を実装したインテリジェントタイプです。ケーブル接続するだけでイーサネット通信機器を簡単にWi-Fi化することが可能で開発コストを大幅に削減することができます。
新製品は、2022年9月2日に認可された無線LANの新規格Wi-Fi 6E (IEEE 802.11ax) に準拠した製品です。OFDMA (Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、MU-MIMO (Multi-User MIMO)、Spatial Reuse といった新たなテクノロジが実装され、Wi-Fi 5 (IEEE 801.11ac) 準拠の従来製品から通信速度が2.8倍(※)に高速化されました。また多くの子局を同時に利用する場合に発生していたスループットの低下や遅延が大きく改善されました。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え、新たに6GHz帯が使用可能となることで電波干渉が減り、より高速で安定した通信環境を構築することができます。
新製品は、当社の「切れない無線LANの追求」をコンセプトに、多数の移動体との無線通信で安定した通信環境を実現するメッシュWi-Fi/スマートローミング機能が搭載されています。半導体製造・食品工場や物流センターのAGVやAMR、医療機器など高い信頼性が求められる装置組み込みに適しています。
※従来製品 FXE4000 の最大通信速度 (理論値)と新製品 FXE5000の最大通信速度 (理論値) との比較

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