ナイキ、「ナイキ インフィニティ ラン 4」を発売

ナイキ、「ナイキ インフィニティ ラン 4」を発売

発表日:2023年08月02日
ランナーと地球環境をサポートするナイキ インフィニティ ラン 4

ナイキでは創業以来、すべてのランナーの自己ベストの更新から、大きなレースで表彰台に立つことまで、ランナーのパフォーマンスを向上させるためのイノベーションにフォーカスしてきました。しかし、プロダクトの製造過程において地球環境を守ることの重要性が高まる中、ナイキ全体としてのフォーカスは進化してきました。アスリートたちが最高のパフォーマンスを発揮できるイノベーションを追求し続ける一方、プロダクトの製造プロセスや、使用される素材についても考えています。

インフィニティ ラン シリーズの最新作では、ナイキは革新的なパフォーマンス デザインに加え、より持続性のある製造方法と素材を組み合わせる取り組みを進めています。新しいナイキ インフィニティ ラン 4のミッドソールには全く新しいナイキ リアクトX フォームが採用されていますが、このフォームはエネルギー使用量の少ないシンプルな工程で作られているため、従来のナイキ リアクトと比較して、ミッドソール製造による炭素排出量を少なくとも43%削減しています。一方、反発性は高くなっており、ランナーに提供するエネルギーリターンは13%増えています。

ナイキ シニア デザイン ディレクターのジョンウー・リーは次のように話しています。「今日、多くの人々が心身のホリスティックな健康を支える方法として、生活の中にランニングを取り入れており、彼らは私たちにパフォーマンスだけでなく、同時に地球環境も支えるシューズを望んでいます。ナイキ インフィニティラン 4は、スムーズに走るためのサポート性のあるクッショニングを提供するデザインに仕上がっていますが、このシューズのテストは女性ランナーを中心に行い、素材を一新したアッパー デザインと足元のソフトなクッショニングに、彼女たちの意見が生かされています。」

●イノベーションとデザイン

ナイキのイノベーションチームは、最先端のナイキ スポーツ研究所で5年以上を費やし、リアクトX フォームの素材研究、開発からテストを行ないました。

リアクトX フォーム開発のためには、従来のフォームの生産方法を見直す必要がありました。一般的に、高性能フォームの製造には多くのエネルギーを使用する圧縮成形法が採用されていました。一方、その代わりとなる射出成形法は、はるかに効率的で炭素排出量も少ないですが、これまでは最高のパフォーマンスを発揮するために必要な高品質なフォームを製造することができませんでした。

リアクトX フォームは、射出成形の施設を使用した革新的な新製法を用いて作られ、二つの方法の長所を持ち合わせた技術になっています。炭素排出量を抑えながら優れた性能数値を示すフォームを、既存の製造工程のインフラを活用して作れるようになっています。

ナイキ、「ナイキ インフィニティ ラン 4」を発売

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