STマイクロ、車載用6軸MEMSモーション・センサ「ASM330LHHXG1」を発表

STマイクロ、車載用6軸MEMSモーション・センサ「ASM330LHHXG1」を発表

発表日:2024年01月05日
STマイクロエレクトロニクス、最大125℃で常時認識システムに最適なエッジAI対応車載用モーション・センサを発表

ナビゲーション支援、テレマティクス、盗難防止、モーション起動などに最適で、自動車の利便性やセキュリティ、快適さの向上に貢献

*2023年11月30日にジュネーブ(スイス)で発表されたプレスリリースの抄訳です。

STマイクロエレクトロニクス(NYSE : STM、以下ST)は、車載用6軸MEMSモーション・センサ「ASM330LHHXG1( https://www.st.com/ja/mems-and-sensors/asm330lhhxg1.html?icmp=tt36311_gl_pron_nov2023)」を発表しました。同製品は、センサ内でAIを実行することができ、優れた低消費電力性能を備えています。また、最高125°Cの動作温度範囲により、過酷な環境でも優れた信頼性を実現します。

3軸加速度センサと3軸ジャイロセンサを搭載したASM330LHHXG1は、動作時消費電流が800μA未満で、システムの消費電力削減に貢献します。そのため、常時認識システムに最適です。また、内蔵された機械学習コア(MLC)およびステート・マシン(FSM)を利用したセンサ内AIにより、ホスト・プロセッサの負荷を軽減するとともに、低遅延かつ高効率なイベント検出 / 分類を実行可能です。広い動作温度範囲を備えているため、ASM330LHXG1を搭載したスマート・センサを過酷な環境で幅広く使用することができます。エンジン部品の近くや直射日光下、オンボード・チャージャの消費電力が標準動作レベルを超えて温度が上昇する可能性がある場所での使用など、優れた柔軟性を提供します。

また、MLCとFSMを内蔵しているため、ナビゲーション支援やテレマティクス、盗難防止、衝撃検知、モーション起動機能など、最小限の消費電力で高速かつ確定的な応答が求められるアプリケーションに最適です。

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