レノボ・ジャパン、NVIDIAを搭載した生成AIワークフロー向けのワークステーションを発表

レノボ・ジャパン、NVIDIAを搭載した生成AIワークフロー向けのワークステーションを発表

発表日:2024年04月09日
レノボ、NVIDIAを搭載した生成AIワークフロー向けのワークステーションを発表
本リリースは米国時間2024年3月18日にレノボ本社が発表した英語ブログの抄訳です。

https://news.lenovo.com/accelerating-the-opportunities-of-generative-ai-with-lenovo-ai-workstations-and-nvidia

レノボは、NVIDIAの年次イベント「NVIDIA GTC」で、AI開発者が自動ワークフローを通して生産性を向上できるNVIDIA AI EnterpriseおよびNVIDIA AI Workbenchを搭載したレノボワークステーションを発表しました。両製品は、NVIDIA CUDA(R)(注1)コンピュートプラットフォームを土台とするとともに、CUDA-Xライブラリを活用し、さまざまな種類のデータタイプにおいてデータ処理を高速化させます。これには、NVIDIA RAPIDS(TM) cuDF(注2)ライブラリが含まれています。

大規模言語モデル(LLM)を用いたデータサイエンスと生成AIのワークフローの進化により、AIワークフロー専用に設計されたNVIDIA A800 40GB Activeや前例のない多目的性能向けNVIDIA RTX(TM) 6000 Ada Generationなど、強力なNVIDIA GPUが必要となっています。このGPUは、レノボのThinkStationおよび ThinkPadのシステムに搭載することができ、あらゆる種類のAIワークフローを扱う組織に対して個別のスーパーコンピューティング環境を提供します。例えば、NVIDIA RTX 5000 Ada Generation Laptop GPUを搭載したThinkPad P16 Gen 2は、要求の厳しいプロの仕事に適した最先端の技術を具現化しています。この強力なノートPCは、モバイルAI開発を強化するために設計されており、膨大な計算能力を必要とするタスクにおいて、無類の性能を生かしてLLMをファインチューニングします。

NVIDIA RTX(TM) 6000 Ada Generation GPU(注3)を使用することにより、pandasソフトウェアを使用する約1000万人のデータサイエンティストの仕事を、コードの変更なしに最大110 倍(注4)加速化させることができます。

RAPIDS cuDF、NVIDIA AI Workbench、およびNVIDIA AI Enterpriseは、レノボのAIワークステーションソリューション・ポートフォリオの一環として入手することができます。これにより、データサイエンス、生成AI&LLMのトレーニング、およびファインチューニングのワークフローの生産性と効率性の向上に向けて構築されたエンタープライズクラスのフルスタックAI開発者ソフトウェア・プラットフォームをいつでもどこでも活用できます。
レノボワークステーションは、NVIDIA AI Enterpriseを使用して、推論およびRAG (検索により強化した文章生成) においてNVIDIA NIMおよびNeMo Retrieverマイクロサービスをサポートします(注5)。これにより、開発者は、自らの強力なローカルシステムで生成AIアプリケーションを使用できます。

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