モレックス、フィリップス・メディサイズが使い捨てペン型注射器を導入し製品ポートフォリオを拡大
発表日:2023年02月02日
フィリップス-メディサイズ、製薬会社のコストやリスク、参入障壁を低減するペン型注射器プラットフォームの導入で製品ポートフォリオを拡大
世界有数の薬物送達デバイス企業の優先パートナーとして、複数の薬物療法を促すプレフィルドペン型注射器を提供
国際的な薬物送達ソリューションの統合により、製薬会社の顧客は世界の複数地域で大量生産が可能に
エンドツーエンドの総合サービスを通じて組立式デバイスを商業向けに提供し、市場参入を後押し
2023年2月2日(ウィスコンシン州ハドソン – 2023年2月1日)-モレックスのグループ会社の1つで薬剤送達、診断、MedTechデバイスの設計および製造業界をけん引するフィリップス・メディサイズ( https://www.phillipsmedisize.com/?utm_source=phillips-medisize.com&utm_medium=prrelease&utm_campaign=7018W000001IqgqQAC)は、使い捨てペン型注射器を導入し製品ポートフォリオを拡大しました。大量生産環境の整ったフィリップス・メディサイズは、製薬会社に馴染みのある、競争力の高いペン型注射器を提供し、より迅速で効率的、かつ費用対効果の高い市場参入を後押しします。
モレックスの医療・製薬ソリューション担当上級副社長兼社長のポール・チャフィン氏は、「ペン型注射器の導入は、フィリップス・メディサイズ社の製品およびプラットフォームポートフォリオ拡大における重要な役割を担います。これにより、バイオ医薬品企業は新薬やジェネリック医薬品を経済性を確保しながら大規模に展開できるようになります」とし、「この『すぐに使える』ソリューションは、『最先端』のペン型設計に期待されるあらゆる利点を提供するとともに、当社の数十年にわたるデバイス開発と大量生産の専門知識の恩恵を受け、安価な医薬品と薬物送達デバイスを市場投入する際の課題を軽減します」と述べています。
柔軟な設計、小型化、コスト削減を実現
ペン型注射器は、使い慣れた使い捨てのペン型注射器に対するユーザーの期待や経験に沿うよう設計されていますが、他の類似製品と比べ一見して分かる小型サイズとなっています。コンパクトな形状に加え、このペン型注射器は糖尿病、不妊治療、成長ホルモン、肥満、骨粗鬆症など複数の治療法において、投与量や、さまざまな投与量や薬剤要件を示すプッシュボタンの色をカスタマイズできる柔軟な設計を特長としています。
技術評価やヒューマンファクター研究を支援するためのサンプルデバイスが提供されており、2023年末には臨床用デバイスが提供される予定です。この結果、薬物送達デバイス企業は本製品で商品化のコストやリスクを軽減しながら、生産量が10億本を超える使い捨てペン型注射器市場の急成長に対応できるようになります。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。