パナソニック、エレクトリックワークス社が工場向け電動工具シリーズ「Azeloss(アゼロス)」を発売

パナソニック、エレクトリックワークス社が工場向け電動工具シリーズ「Azeloss(アゼロス)」を発売

発表日:2023年03月28日
スキルによらず誰でも一定の品質を担保
工場向け電動工具 新シリーズ「Azeloss(アゼロス)」発売
製造工程の数値化・見える化で生産性向上

パナソニック株式会社エレクトリックワークス社は、工場の組立作業を支援するAC100Vの電動工具の新シリーズ”Azeloss(アゼロス)”を7月(※1)より発売します。”Azeloss(アゼロス)”とは”組立(Assembly)のロスをゼロにする”という思いが込められてます。

近年、製造業は、「人材不足」「カーボンニュートラル」「エネルギーや部素材の不足」といった事業環境の変化への対応を求められています。具体的には、「人材の育成と確保」「省エネ・生産性向上」などが挙げられます。

パナソニック、エレクトリックワークス社が工場向け電動工具シリーズ「Azeloss(アゼロス)」を発売

「人材の育成と確保」においては、人手不足・高齢化が進み、就業者が多様化しています。ベテランが減り、経験の浅い就業者が増え、技術承継や育成コストが課題となっており、スキルによらず、誰でも一定品質の作業を実現できるIoTを活用した設備や工具のニーズが拡大しています。また、就業者の身体的負担の配慮も重視されています。

「省エネ・生産性向上」においては、DX化・IoT活用により、各製造工程を細かく分析し、無駄を排除し効率化を目指す動きが活発化しています。特に高い製品品質が要求される製造現場では、工程を数値化・見える化することで製造ロスを削減・生産性を向上、高品質性の訴求への活用も増加しています。万一の品質不良の際には、原因の特定・工程改善にも役立ちます。

これらのニーズに対し、スキルによらず誰でも一定の品質を担保し、軽くて握りやすい作業性、そして工場のDX化へ対応できる、工程の数値化データの提供などの特長を備えた電動工具”Azeloss(アゼロス)”を発売します。お客様の現場に合わせて、無線でデータ送信できるハイエンドのType A及びType B(TypeAはトルク換算値も計測可能)、本数管理可能なType C、締付サポートのみスタンダードのType D、さらにそれぞれのTypeに低トルク/低トルク・高速回転/高トルクのラインアップを用意します。

これからも当社は、自身のものづくりの当事者である知見を活かしながら、長年充電工具で培ってきた技術をベースに、新たにAC100Vの電動工具の分野においても、高度化が進む工場・ものづくりを支援する提案を続けていきます。

<特長>

  1. [生産性向上] 工程分析・品質の見える化へ、トルク換算値(※2)などの締付作業データを無線で送信可能
  2. [品質の担保] 締め忘れ防止・締付手順の遵守へ、カウント機能・順番制御機能(※3)で工具が作業をアシスト
  3. [作業負担の軽減] “軽さ・握りやすさ”、”選べるスタート方式”、”見やすい判定ランプ”搭載
    ※1 : 電子部品の供給等の影響により、発売の延期や供給が遅れる可能性があります。発売時期は確定次第、当社ホームページに掲載いたします。
    ※2 : 作業データの無線送信はType A/Bのみ。トルクの換算値データはType Aのみ
    ※3 : Type Dには非搭載

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