エプソン販売、「Orient Star」のスポーツコレクションから「アバンギャルドスケルトン」3モデルを発売

エプソン販売、「Orient Star」のスポーツコレクションから「アバンギャルドスケルトン」3モデルを発売

発表日:2023年04月12日
「Orient Star」の『アバンギャルドスケルトン』に新モデル登場

  • 大胆なデザインにシリコン製がんぎ車を搭載した自動巻きムーブメントを融合 –

エプソンは、「Orient Star」のスポーツコレクションから、新しい『アバンギャルドスケルトン』3モデルを時の記念日の2023年6月10日より発売します。洗練された美観と高性能を併せ持つ最新作は、「Orient Star」として初めてシリコン製がんぎ車を搭載する自動巻きムーブメントを組み合わせたモデルでスポーツコレクションのフラッグシップです。

エプソン販売、「Orient Star」のスポーツコレクションから「アバンギャルドスケルトン」3モデルを発売

オリエントスターは、機械式時計ならではの表現として独自の個性をもったスケルトンに力を入れてきました。クラシックコレクションやコンテンポラリーコレクションのスケルトンと並んで人気を集めるスポーツコレクションの『アバンギャルドスケルトン』は、とりわけ大胆なオープンワークによるダイナミックなデザインが特長です。文字板やムーブメントに高度な精密加工技術を駆使して一段と進化を遂げた最新モデルは、時計愛好家にとっては見逃せない逸品です。

全体的に金属の無機質な質感を生かした新しい『アバンギャルドスケルトン』のデザインにおいて、まず目を引くのは精密に成形されたオープンワークの文字板です。2層の複雑な構造をもつ文字板は、ムーブメントとの境界を感じさせないようにレイアウトが巧みに計算され、インデックスを配した上板と、上板を衝撃や変形から守る下板でそれぞれ色や仕上げを変え、さらに上板から浮き立つように小針が配置され、独特のスケルトン構造に奥行きと立体感を演出しています。また、光の反射を99%カットするSARコーティングのサファイアクリスタルを風防に用い、デザインの隅々までクリアに見渡すことができます。

スケルトンのデザインが引き立てるのは、シリコン製がんぎ車を搭載する自動巻きムーブメント、キャリバーF8F64です。地板を部分的にくり抜き、表面に波目模様を施したこのキャリバーF8F64の6時位置のスモールセコンド付近に見えるブルーのシリコン製がんぎ車は、最新の高精度製造技術を駆使して作られ、独自技術が国内外で特許登録されています(注1)。また、シリコン製がんぎ車を採用することによって、キャリバーF8F64は、オリエントスターの自動巻きムーブメントでは初となる60時間以上のパワーリザーブと、日差+15~-5秒の高精度を実現し、実用面での性能も大幅に向上しました。

高品質ステンレススチール(SUS316L)を用いたケースや独特の6角ねじを配したベゼルは、繊細な筋目仕上げを基調として文字板やムーブメントとの一体感を強調し、ザラツ研磨による鏡面仕上げがアクセントを添えます。今回の新商品には、ケースと同素材のメタルバンドを組み合わせて金属のソリッドな質感を強調したモデル、黒めっき仕上げのケースと文字板にコーデュラバリスティックナイロンのバンドを組み合わせた精悍でスポーティなモデル、そしてメタルバンドとともにコーデュラバリスティックナイロンのバンドが付属するプレステージショップ限定モデルの3種類があります。

(注1)独自技術

回転ずれ防止形状:

日本:特許第6915602号、米国:US11409244、欧州:EP3644128、中国:CN111090229

バネ性構造:

日本:特許第6891622号、特許第7107405号、米国:US10747178、欧州:EP3396471、中国:CN108803297

鮮やかな青色:

日本:特許第6908064号、特許第7207458号、欧州:EP3709098

本製品のデザイン技術:

特許取得済

エプソン販売、「Orient Star」のスポーツコレクションから「アバンギャルドスケルトン」3モデルを発売

オリエントスターについて

オリエントスターは、デザイン、パーツ、製造すべての点で「輝ける星」と呼ばれる機械式時計を作りたいという想いを込めて1951年に産声を上げました。1957年には中心軸に時・分・秒の3針をセットした「オリエントスターダイナミック(注2)」、1971年にはオリエントスターを支える実用的で高精度の基幹ムーブメント「46系」が誕生。さらに1991年には上質感や審美性を追求したスケルトン「モンビジュ(注2)」を発表、1996年には今やオリエントスターのアイコンとなるパワーリザーブインジケーターを装備するなど、国産機械式時計にオリジナリティーあふれる世界を展開してきました。オリエント時計株式会社は2017年に革新的な設計や開発によって腕時計の歴史に数々の業績を樹立するセイコーエプソン株式会社と統合。互いの匠の技と独創的なデザイン、高度な先端技術を融合して新たな飛躍の基盤を作り上げました。同年にはその象徴的なモデルとして宇宙の時を刻む機械式時計「メカニカルムーンフェイズ」を発表し、「着ける悦び」「魅せる喜び」「繋ぐ慶び」という3つのよろこびを体現する新生オリエントスターの時計作りが幕開けを告げました。オリエントスターは2021年に70周年を迎え、さらに輝き続けるブランドとして、技術面とともにデザインを進化させていきます。持続時間の向上と美しさを兼ね備えたシリコン製がんぎ車を搭載する先端ムーブメントを導入した「スケルトン」では、「宇宙」を感じるモデルやモチーフを取り入れました。「NOWHERE, NOW HERE(どこにもないもの。それがいま、ここにある。)」のチャレンジは続きます。伝統的な職人技を発揮した精緻なものづくり、最新の自社一貫体制による高品質の機械式ムーブメント、そして独創的なデザインが一つになった、まさにここでしか手に入らないMADE IN JAPANの逸品を、オリエントスターは日本のみならず海外にも積極的に発信していきます。

(注2)現在は販売終了しています。

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