ソニー、31型 4K HDR対応のマスターモニター「BVM-HX3110」を発売

ソニー、31型 4K HDR対応のマスターモニター「BVM-HX3110」を発売

発表日:2023年04月13日
31型4K HDR対応マスターモニターの最上位機種を発売
〜更なる高輝度や高速動画応答を実現するソニー独自の新パネルを用いたTRIMASTER HX(TM)技術搭載〜

ソニーは、厳密な色評価やカラーグレーディングが可能で、ライブ制作やポストプロダクションなど幅広い現場でクリエイターの制作活動を支える、31型 4K(4096×2160ピクセル)HDR対応のマスターモニター『BVM-HX3110』を発売します。本商品は、ソニーが設計した新型二層液晶パネルとソニー独自の信号処理を用い、4000cd/m2の高いピーク輝度(※1)や高速動画応答機能を実現するTRIMASTER HX(TM)(トライマスター HX)技術を搭載します。「TRIMASTER HX(TM)」は、長年ソニーが業務用モニター開発で培った映像評価の基準となる画質と、高い信頼性を結集させた技術で、今回ソニーが設計する新型パネルを活用することで、更に進化しています。加えて、コンテンツクリエイターから要望が多いSMPTE ST 2110信号用の標準 IPインターフェイスにもソニーの業務用モニターとして初対応し、ライブ制作を効率的に実現するソニーのオンプレミスクラウド・ライブプロダクション「Networked Live」で活用する際の利便性を向上します。

また、この『BVM-HX3110』と同じ色域の18型マルチフォーマット液晶モニター『LMD-A180』も発売します。

ソニー、31型 4K HDR対応のマスターモニター「BVM-HX3110」を発売

*『BVM-HX3110』のプロモーション動画は、YouTube( https://youtu.be/S6qDLtZPLb4)にてご覧いただけます。

『BVM-HX3110』は、BVMシリーズのモニターの特長である正確な深い黒色や色再現、画質の一貫性、緻密な画面描写などを継承しながら、従来(※2)の四倍以上の高輝度部分まで色表現、階調表現を実現します。新たに高速動画応答のオプションライセンスを導入することで、高輝度を維持しながら動画のブレを低減することが可能です。また、より広い視野角に対応すると共に、パネル表面の反射を大幅に抑制します。さらに、BVMシリーズのマスターモニターとして、高い評価を得てきた『BVM-HX310』(既存モデル)の販売も継続し、同じガンマカーブや操作の一貫性を有する『BVM-HX3110』と併用して利用することが可能です。また、『BVM-HX3110』は、『BVM-HX310』に加え、『PVM-X』および『LMD-A』シリーズのモニターなど、ソニー製の複数のモニターと同じ色域を利用しており、シームレスに連携することができます。

新たに発売する、広色域液晶モニターを備えた18型マルチフォーマット液晶モニター『LMD-A180』も、『BVM-HX3110』と同じ広色域を採用し、連携して使用することができます。『LMD-A180』は、撮影現場に持ち込んでの画質確認に適しており、また一般的なモニタリングの目的で、ラックに固定して使用することもできます。『LMD-A180』は、狭ベゼル化により、画面サイズは従来モデル(※3)に比べ対角線で1.9インチの大型化をしつつも、従来モデルと同じラックスペース(※4)に設置が可能です。

ソニー、31型 4K HDR対応のマスターモニター「BVM-HX3110」を発売

※1 ピーク輝度値はD65 (x、y = 0.3127、0.329) での標準値であり、本輝度値の保証はしておりません。いくつかの条件下で、自動輝度抑制機能が動作する場合があります。
※2 従来のピーク輝度1000dc/m2のモニターとの比較。
※3 『LMD-A170』。
※4 EIA規格の19インチラックに、高さ7Uのサイズで設置可能。

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