ヤマハ、「ヤマハ アコースティックギター『FG9』」を発売
- 2023/4/13
- 楽器
- FG9, アコースティックギター, シンガーソングライター, ヤマハ
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発表日:2023年04月13日
シンガーソングライターに理想の表現力を提供するハイエンドモデル
ヤマハアコースティックギター『FG9』
ヤマハ株式会社は、アコースティックギターの新製品として、『FG9』を2023年5月中旬より、ヤマハ アコースティックギター主要販売店「L-island Platinum Dealer」にて先行発売します。全ての特約店での販売開始は、2024年以降を予定しています。
当社は、1966年のアコースティックギター「FG180」「FG150」発売から本格的にギター販売を開始し、エントリーモデルからプロミュージシャンに使用されるハイエンドモデルまで、幅広いラインアップを展開してきました。これまで長年続いたFGの歴史の中で常に品質向上と技術革新を続け、さまざまな音楽シーンで多くのプレーヤーの音楽表現を支えてきました。
このたび発売する『FG9』は、歌の伴奏としてアコースティックギターを使用するシンガーソングライターの表現力の追求のために、妥協なく開発したドレッドノートスタイルのハイエンドモデルです。表板には、希少木材「アディロンダック・スプルース」をヤマハで初めて採用し、力強い音量と明瞭さを両立しました。裏板は厚さを増したことで、ボディ全体から発する音の力強さを強化し、シンガーソングライターに理想の表現力を提供します。ステージのプレーヤーを引き立てるシンプルさとハイエンドらしい高級感を兼ね備えたデザインも特長です。
<概要>
1.弾き手の表現に呼応する「力強さ」と「明瞭さ」を両立させた新設計
2.好みに合わせて選べる2つのサウンドキャラクター
3.シンプルかつ細部に精緻さを感じさせるデザイン
<主な特長>
1.弾き手の表現に呼応する「力強さ」と「明瞭さ」を両立させた新設計
弾き手が自身の表現力を余すことなく発揮できるよう、『FG9』の表板には木目と直交する方向に硬い希少木材「アディロンダック・スプルース」をヤマハで初めて採用し、構造的な強度を確保しつつ効率よく振動させることでドレッドノートスタイルのギターに求められる力強い音量を実現するとともに、ヤマハのアコースティックギターならではの明瞭さを兼ね備えました。裏板の厚さを増し、反射板としての性能を高めることでボディ全体から発する音の力強さを強化。さらに棹胴接合部ではネックとボディが適度に切り離されるボルトオン構造を採用し、ピッキングによるエネルギーを効率よくボディに伝えることで音量を増す工夫を施しました。これらの新設計が、繊細な歌と相性の良い明瞭な音色から、楽曲の盛り上がりに合わせて力強く響く迫力ある音色まで生み出します。
2.好みに合わせて選べる 2 つのサウンドキャラクター
『FG9』は、新設計の構造による FG らしい鳴りを軸に側裏板の異なるモデルを用意し、2つのサウンドキャラクターから好みに合わせてお選び頂けます。『FG9 R』には、倍音が美しく響くインディアン・ローズウッド材を使用しており、より深いずっしりとした低音と伸びのある高音を生み出します。一方、『FG9 M』には、中域に温かな音色をもたらすアフリカン・マホガニー材を使用。FG のサウンドをいっそう引き立てるとともに、軽やかで切れのよい音色で演奏できます。
3.シンプルかつ細部に精緻さを感じさせるデザイン
プレーヤーをステージ上の主役と考え、全体ではシンプルさを保ちつつ、手元で見たときにハイエンドモデルとして細部に精緻さが感じられるデザインを実現しました。サウンドホールやボディのラインには日本文化で多く見られる縄を模したインレイを採用し、サウンドホールから見えるラベルには和紙を使用。組木細工を感じさせるユニークなポジションマークを取り入れ、日本のメーカーとして日本文化に根ざしたデザインを細部に散りばめました。
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