さくらインターネット、生成AI向けクラウドサービスを開始

さくらインターネット、生成AI向けクラウドサービスを開始

発表日:2023年06月16日
さくらインターネット、生成AI向けクラウドサービス開始へ
〜NVIDIA H100 GPUを搭載した2EFの大規模クラウドインフラを石狩データセンターに整備〜

クラウドコンピューティングサービスを提供するさくらインターネット株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長:田中 邦裕、以下「さくらインターネット」)は、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に関する経済産業省の認定を受けました。AI時代を支えるGPUクラウドサービスの提供に向けて、3年間で130億円規模の投資をし、「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を搭載した、合計2EFLOPS(エクサフロップス)(※1)の大規模クラウドインフラを整備することを決定いたしました。

本取り組みは民間で初めて経済産業省から認定された、経済安全保障推進法に基づく特定重要物資である「クラウドプログラム」の供給確保計画に基づくものです。

さくらインターネットでは、AIに関わるコンピューティングリソースを安定供給確保することは、日本のデジタル社会を発展させるために必要不可欠と考え、申請を決定いたしました。

これから構築を進めていくGPUクラウドサービスは、大規模言語モデルなどの生成AIを中心とした利用を想定しています。GPUには、NVIDIA社の「NVIDIA H100 Tensor コア GPU」を2,000基以上採用するなど、高い演算性能および拡張性に優れたサービス内容としていく予定です。

また本サービスは、さくらインターネットが運営する石狩データセンターでの提供を予定しています。石狩データセンターは、北海道の冷涼な外気を活用した外気冷房および水力発電を中心とした再生可能エネルギー電源100%のCO2排出量ゼロを実現するデータセンターです。

本サービスの提供は2024年1月以降を予定しております。また、サービスのラインアップや料金体系などのサービス内容に関するお客様の声にお応えするため、本日よりアンケートを開始いたします。本アンケートでは、無償トライアルと有償の先行利用の申し込みが可能です。

アンケート : https://forms.office.com/r/x8Lm0u5rsF

さくらインターネットは今後も、「『やりたいこと』を『できる』に変える」という企業理念のもと、DXプラットフォーマーとしてデジタル社会の継続的な発展へ寄与してまいります。

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