ロシュDCジャパン、採血用フルディスポーザブル穿刺器具「アキュチェックピコ」を医療機関に向けて発売

ロシュDCジャパン、採血用フルディスポーザブル穿刺器具「アキュチェックピコ」を医療機関に向けて発売

発表日:2023年08月28日
超高齢社会における糖尿病を持つ方々のより良い暮らしのために
-簡単な操作性でご高齢の方も使い方を覚えやすいフルディスポーザブル穿刺器具アキュチェック(R)ピコを発売‐

ロシュDCジャパン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:服部記子、以下「ロシュDCジャパン」)は、採血用フルディスポーザブル穿刺(せんし)器具アキュチェックピコを2023年8月30日より全国の医療機関に向けて発売します。

昨今、日本における総人口数は減少している一方、65歳以上の高齢者人口が総人口に占める割合は29.1%と増加傾向にあります(1)。高齢で糖尿病をもつ方々も増加している中、糖尿病管理の簡易化が求められています。ご高齢の方にとっては血糖管理における穿刺器具の使い方を覚えること、また医療者においては糖尿病をもたれる方々がご自宅でいかに血糖測定を失敗無く継続的に行えるかということは日々悩まれている課題と捉えております。

今回新発売となるアキュチェックピコは、ご高齢の方の日々の血糖測定における困難な操作やストレスを低減し、安心してご自身で糖尿病管理をしながら暮らせるようサポートすることを目指しています。使いやすさを重視したフルディスポーザブルタイプの穿刺器具で、持ち運びしやすい形状です。ご高齢の方でも操作を覚えやすく、医療者にとっても、操作をご指導いただきやすい穿刺器具となっています。

仕様上の工夫としては、操作性を可能な限り簡易化しました。ボタン操作は一切無く、ランセット本体を指にスタンプのように押し当てることで血液を採取できる仕組みになっています。自然と指に押し当てる使用方法により、穿刺の操作が安定し、その結果、穿刺失敗のリスクおよび痛みの軽減が期待されます。穿刺時以外は針の露出がなく、使用後は穿刺器具を丸ごと廃棄できますので、針刺し事故や感染リスクに配慮が必要な病棟使用にも適しています。針の深さは、浅型の0.7mmと深型の1.4mmの2種類を揃えており、患者さん毎の皮膚の状態やニーズに適した仕様を選んでもらうことが可能です。

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