NECと三和コンピュータ、「倉敷アイビースクエア」に「ホテル向けダイナミックプライシングサービス」を提供
発表日:2023年12月20日
倉敷アイビースクエアに「ホテル向けダイナミックプライシングサービス」を提供
〜AIが適切な客室価格を算出、業務効率化や収益最大化に貢献〜
日本電気株式会社(注1)、以下 NEC)と三和コンピュータ株式会社(注2)、以下 三和コンピュータ)は、株式会社倉敷アイビースクエア(注3)が運営する「倉敷アイビースクエア」に、需要や供給の状況に応じた適切な客室価格をAIが算出することで業務効率化や収益最大化に貢献する「ホテル向けダイナミックプライシングサービス」を提供します。倉敷アイビースクエアは、2023年11月からの本サービスの実証を経て、2024年2月から本格運用を開始します。
倉敷アイビースクエアは、明治時代の倉敷紡績所(現クラボウ)発祥工場の外観や立木を可能な限り保存し再利用して生まれた、ホテル・文化施設をあわせもつ複合観光施設です。施設内には、国の「近代化産業遺産」に認定された創業時の紡績工場の建物群があり、国内だけでなく海外からも多くの観光客が訪れています。
倉敷アイビースクエアでは、以前よりダイナミックプライシングに基づく価格設定をしていましたが、ベテランスタッフの経験と勘を頼りに手作業で行っていました。しかし、昨今の激しい時世の変化に伴い、繁忙期や閑散期の推測の難しさや、客室価格を算出する手間、担当するスタッフが限られることが課題となっていました。こうした中、三和コンピュータの提案に基づき、ベテランスタッフの経験と勘をAIが支援することで、価格設定の業務負荷を軽減し、閑散期のリスクを抑え繁忙期に向けた積極的な投資に繋げるため、NECとダイナミックプラス株式会社(注4)が共同開発した「ホテル向けダイナミックプライシングサービス」を導入しました。
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