横河計測、可視・近赤外用高性能光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」を発売

横河計測、可視・近赤外用高性能光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」を発売

発表日:2023年07月28日
横河計測
可視・近赤外用高性能光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」発売

横河計測株式会社(本社:東京都八王子市 社長:鈴木 俊之)は、可視・近赤外用光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」を2023年7月31日に発売しますのでお知らせします。本製品は、高い波長分解能と広い近傍ダイナミックレンジ(※)を特長とする可視・近赤外用光スペクトラムアナライザ「AQ6373B」および「AQ6374」の後継機種で、研究開発や生産ラインまでの光スペクトラム測定の多様なニーズに応える性能と、操作性の向上を支援する新機能を搭載しました。

■開発の背景

光スペクトラムアナライザ「AQ6373E」および「AQ6374E」は、当社がこの分野で培ってきた40年以上にわたる技術やノウハウをもとに、医療・バイオ、および材料加工用途向けに、可視帯から近赤外波長帯域における、新たな光学デバイスおよびコンポーネントの測定需要の高まりに対応して開発されたものです。高い波長分解能と広い近傍ダイナミックレンジをもち、レーザースペクトルの測定器として高い評価をいただいている現行機種「AQ6373B」および「AQ6374」の特長を引き継ぎながら、操作性を向上しています。

背景には、医療やバイオ分野におけるレーザーやLED等の発光デバイスの使用が拡大し、開発時や製造時に精密な光スペクトラム測定が求められていることが挙げられます。また、半導体製造分野においては、製造工程で使用されるレーザーの特性や品質を評価するために、高性能光スペクトラムアナライザによる測定が必要とされます。一方で、タブレットやスマートフォンが普及した現在、光スペクトラムアナライザの各種操作をタッチ操作で行いたい、また、光スペクトラムアナライザの様々な設定や機能を熟知していなくても、誰でも簡単に光スペクトルテストを行えるような機能が求められていました。横河計測の「AQ6373E」および「AQ6374E」は、これらに応えします。

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