ルネサス、フラッシュメモリ内蔵でデュアルコアを搭載した低消費電力な「DA14592」を発売

ルネサス、フラッシュメモリ内蔵でデュアルコアを搭載した低消費電力な「DA14592」を発売

発表日:2024年01月18日
Bluetooth Low Energy対応SoCを拡充し、フラッシュ内蔵でデュアルコアを搭載した低消費電力な「DA14592」を発売

〜紛失防止タグなど、小型で低消費電力の多様な機器を低コストに設計可能〜

ルネサスエレクトロニクス株式会社(代表取締役社長兼CEO : 柴田 英利、以下ルネサス)は、このたび、Bluetooth(R) Low Energy(LE)対応SoC(System on Chip)製品を拡充し、フラッシュメモリ内蔵でデュアルコアを搭載した低消費電力な「DA14592」を発売、量産を開始しました。CPUにはArm(R) Cortex(R)-M33とCortex-M0+を搭載し、トレードオフの関係となるオンチップメモリとダイサイズ(コスト)の最適化を図りました。このDA14592とアンテナなどを集積したモジュール「DA14592MOD」も、2024年2Q(4月〜6月)までに認証を取得し、発売予定です。これらの新製品は、Bluetooth LE機能を搭載した、ヘルスケア、アセットトラッキング、ウェアラブル、メータ、POSリーダ、紛失防止タグなど、幅広いアプリケーションに適しています。

新製品は、ルネサスのBluetooth LE SoC製品の特長である低消費電力性能を継承しています。今回新たな低消費電力モードを採用し、無線送信電流は2.3mA(0dBm時)、受信電流は1.2mAと、世界トップクラスを実現しています。さらに、待機時にはわずか90nAの超低電流のため、バッテリ駆動機器の出荷後の電池保持期間を延ばします。また、アクティブ時でも34μA/MHzと、極めて低い消費電流でアプリケーション処理を実行可能です。

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