川崎重工、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を発売

川崎重工、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を発売

発表日:2023年05月11日
大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を新発売
川崎重工は、大型汎用ロボット「MXPシリーズ」を2023年5月10日から国内で販売開始しました。今後、国外でも順次販売を開始する予定です。

日本をはじめとする世界各国では、新規分野へのロボット導入が進み、今後も需要はますます拡大する見通しです。また、さまざまな成長市場において、生産性や品質向上に対する要求の強まりや、人件費の高騰を背景に、作業自動化のためのロボット導入に対する関心が高まっています。

今回発売する「MXPシリーズ」は、このようにロボット需要がグローバルに拡大する中で、特に重量物のハンドリングや組立作業などで幅広く活躍する汎用ロボットとして、従来機種である「MXシリーズ」をより速く、よりコンパクトに、より広い動作範囲に進化させた新シリーズです。今回は、最大可搬質量360kg・最大リーチ3.2mの「MXP360L」、最大可搬質量410kg・最大リーチ3.7mの「MXP410X」の2タイプを揃え、順次シリーズを拡大していきます。

<特長>

1) 高い動作性能

 アームの軽量化、最新の制振制御により、従来機種と比較してサイクルタイムを大幅に短縮しました。当社適用動作では、最大約21%のサイクルタイム低減を実現しました。

2) コンパクトなボディと広い動作範囲

 バランス機構をアーム内側に配置することで、コンパクトなボディと広い動作範囲を同時に実現しました。

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