パナソニック、エレクトリックワークス社が光害対策・防眩仕様のグラウンド向けLED投光器「アウルビームER」を発売

パナソニック、エレクトリックワークス社が光害対策・防眩仕様のグラウンド向けLED投光器「アウルビームER」を発売

発表日:2024年03月25日
近隣地域への光漏れやプレイヤー目線での眩しさを抑制
光害対策・防眩仕様のグラウンド向けLED投光器「アウルビームER」を発売

既設の照明から省施工で置き換えが可能

●品名 : LED投光器「アウルビームER」
●品番数 : 12品番
●製品価格(税込み) : オープン価格

パナソニック株式会社 エレクトリックワークス社は、光害(ひかりがい)対策・防眩仕様のグラウンド向けLED投光器「アウルビームER」を2024年4月1日に発売します。

照明の過度な明るさや不必要な方向への光の漏れなどにより、様々な弊害が起こる光害に関心が高まっています。光害は夜空が明るくなり星が見えにくくなることや、周辺の植物への悪影響など多岐にわたります。当社が実施したアンケート(※1)では、グラウンド周辺の住民からは車や自転車の走行中に視界が遮られることや睡眠の妨げになるといった課題、スポーツ施設利用者からは眩しさがプレーに影響するといった課題があげられています。

今回、光害対策仕様のLED投光器として2020年から展開してきた「アウルビーム」をリニューアルし、光漏れの抑制性能に加え、省エネ性能や導入のしやすさなどを向上した新製品「アウルビームER」を発売します。「アウルビームER」は当社独自のレンズ技術を用いることで、器具効率(※2)を従来品の1.5倍程度まで向上させながら、これまで以上に上方向に漏れる光を低減しています。また、レンズ制御によるきめ細やかな光学設計により、グラウンドから投光器を直視したときに眩しく感じるエリアをより縮小させる防眩仕様により、プレー環境の快適性向上にも貢献します。その他、全ての出力の製品で既設HID照明器具以下のサイズを達成しつつ、さらなる軽量化を実現。各社のHIDランプの生産終了が進み、スポーツ施設のLED化が急がれる中、人手不足が課題となっている電気工事士の負担軽減にも配慮しています。

当社はスポーツをする人から近隣住民、施設運営者に加え、電気工事士のニーズにまで配慮した当製品で、光環境が快適なスポーツ施設の一般化に貢献していきます。

※1 : WEBアンケート調査。調査期間 : 2024年2月2日〜2月5日ナイター照明のあるグラウンドの近くに住む方々へ向けたアンケートで、「あなたの家から見えるナイター照明施設のあるグラウンド(運動場、球場、球技場、競技場、テニスコートなど)について、夜間の「光漏れ」によるお困り事はありますか?」の質問に「ある」と答えた人103人への調査結果。

「眩しくて車、自転車の運転がしにくく危険」が47%で最多。続いて「明るくて虫がよってくる」が40%、「眩しくて眠れない」が38%。

スポーツプレイヤー(アマチュア)400人へ実施したアンケートでナイター照明施設のあるグラウンドで、照明の光の眩しさがプレーに影響したことが「頻繁にある」または「時々ある」と約4割の人が回答。

※ 2 : 同じ光を出すために必要な消費電力。既存のアウルビーム(中角タイプ、100.6 lm/W)とアウルビームER(中角タイプ、146.1 lm/W)を比較した場合

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